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ロボティック外科手術を目指すActiv Surgicalが約16億円調達
AI.

ボストン拠点のスタートアップであるActiv Surgical(アクティブ・サージカル)は、ARTIS Venturesがリードしたベンチャー投資ラウンドで1500万ドル(約16億円)を調達した。本ラウンドにはLRVHealth、DNS Capital、GreatPoint Ventures、Tao Capital Partners、Rising Tide VCも参加した。この調達によりActiv Surgicalは5月にマーケット投入したソフトウェアプラットフォームを引き続き開発を続けて性能アップを図る。

Activ SurgicalのActivEdgeプラットフォームは、実際の手術中にリアルタイムでデータを集めるために同社が開発したセンサーを搭載した外科用手術具から収集されるデータを使っている。データはさらに、機械学習やAIベースの視覚化の開発に使われる。これらは術中ミスの発生を防ぎ、最終的に患者の術後を改善するのに役立つ。

同社の主な目的は、サージカルビジョンにテクノロジー的なイノベーションをもたらすことだ。サージカルビジョンはまだ、70年以上前から使用されている蛍光染料のような手法に主に頼っている。Activは外科医が自分の目では見ることができないものについてリアルタイムにビジュアルな知見を提供するためにコンピュータービジョンを活用したいと考えている。そして最終的にはそうしたビジュアル知見を、次世代のコラボレーティブな手術ロボットや、ゆくゆくは完全自動のロボ手術を可能にするために活用するという青写真を描いている。

ActivSightはActivEdgeプラットフォームが提供する同社初のプロダクトとなる。既存の腹腔鏡と関節鏡の手術器具に取り付けることができる、小型で接続している画像用器具だ。同社は現在、このハードウェアに関し今年第4四半期までにFDA(米食品医薬品局)から使用許可を取得することを目指して取り組んでいる。また、米国でのパイロット事業で8つの病院と協業している。

同社はこれまでに3200万ドル(約34億円)を調達した。

画像クレジット: Getty Images

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(翻訳:Mizoguchi

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