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仮想プレゼンツールmmhmmのベータ2が登場、二人同時プレゼン操作が可能に
AI.

Evernote創業者のPhil Libin(フィル・リービン)氏がAll Turtles(オール・タートルス)で開発を進めている最新プロジェクトであるmmhmm(ンフー)は米国時間8月7日、ベータ2のリリースを発表した。同時に、アクセスをリクエストしてウェイティングリストに入っていた10万人強の人たちに対して、プラットフォームへの招待が行われた。ベータ2では、ビデオプレゼンにいくつかの新機能が加えられている。

最も注目すべきは、Copilot(コパイロット)機能だ。同機能を使えば、2人のユーザーが同時にプレゼンテーションを「運転」することができる。1人のユーザーが登場して話す一方で、もう1人がスライドを切り替えたり、ビデオを再生したり、外観を変更したりといったプレゼンテーションのコントロールを行うことができる。

しかし、数週間前のmmhmmのニュースを見逃した(まあ当然のことだが)皆さんのために、まず説明をさせてほしい。そもそもmmhmmとは何か?

仮にTwitchが深夜トークショーの制作チームと一緒になってとしよう。そして2つの間に生まれた愛の結晶が、企業向けプレゼンテーションとした育ったものがmmhmmだ。

基本的にユーザーは、画面上の仮想プレゼンテーションを、枠の中に表示された頭(または画面共有のスライドデッキ)から、よりエレガントに作られたものに昇格させることができる。

mmhmmユーザーは、PIP(ピクチャ・イン・ピクチャ)ウィンドウからプレゼンテーションを実行したり、画面上で自分のサイズを変更したり、興味深いフィルターやエフェクトを追加したりという作業を、すべてその場で実行することができる。

それが楽しいものになればなるほど、プレゼンしながら行わなければならないリアルタイムの操作が増えていく。そこで導入されたのがCopilotだ。Copilotを使うことで、ユーザーは専任のエグゼクティブ・プロデューサーを呼び出して協力を頼むことができるようになる。これにより、発表者はmmhmmのコントロールではなく、自分の話す内容に集中できるようになる。

Copilotはマルチプレイヤーシステムなので、ベータ版ユーザーはこれから毎日1人の友達をプラットフォームに招待できる。

Copilotと並んで、mmhmmはDynamic Rooms(ダイナミックルーム)機能の提供も始めた。これによって、ユーザーは独自の背景を作成し、色や形などを選択して独自の「テンプレート」を作成することができる。

このプロダクトはSequoia Capitalの主導によって総額で450万ドル(約4億7700万円)を調達している。ほかに参加した投資家は、Human Capital、Biz Stone、Jana Messerschmidt氏(#ANGELS)、三木谷浩史氏(楽天)、孫 泰蔵氏(Mistletoe)、Brianne Kimmel氏(worklife.vc)、デジタルガレージ、Precursor Ventures、Kevin Systrom氏(IG)、Mike Krieger氏(IG)、Linda Kozlowski氏(Blue Apron)、Julia Hartz氏/Kevin Hartz氏(Eventbrite)、Lachy Groom氏(Stripe)だ。

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(翻訳:sako)

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