孫正義さん、今後のAIに「興奮」:人工知能ニュースまとめ10選
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孫正義さん、今後のAIに「興奮」:人工知能ニュースまとめ10選
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画像はUnsplashより

日々、目まぐるしく進化、発展を遂げるAI(人工知能)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。

1週間恋人になれる大学生限定のアプリ、AIで数値が近い相手とマッチ

株式会社FOR STUDENTは10月23日、「1週間の恋人体験」を軸とする、大学生限定のオンラインマッチングサービス「Gakukoi(学恋)」β版をリリースした。

これまで同社は大学生限定合コンマッチングアプリ「collon(コロン)」を提供してきた。今回は「1対1でも学生同士で安心して出会えるマッチングサービスが欲しい」「使える大学を広げて欲しい」といった声を受け、Gakukoiをリリースしたとしている。

AIで写真の空を置き換え可能に、Photoshopの新機能

米Adobe(アドビ)は現地時間10月20日、オンラインイベント「Adobe MAX 2020」のなかで、Adobe Photoshopにおいて写真の空を置き換えられる新機能「空を置き換え」を発表した。本機能は、人工知能(AI)とマシンラーニング(機械学習)によるAdobe Senseiを活用している。

「空を置き換え」では、写真の空を手早く選択して置き換え、新しい空にあわせてシーンのカラーを自動的に調整できる。撮影条件が完璧でなくても、写真に求める雰囲気を演出可能になるという。風景や不動産、結婚式、ポートレイトなどの写真を修正する際に、貴重な時間を節約できるとする。

孫正義さん、今後のAIに「興奮している」

ソフトバンク株式会社とSB C&S株式会社は10月29~10月30日に、法人向けイベント「SoftBank World 2020」を開催している。今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止の観点から、ライブ配信などによる初のオンライン形式での実施となる。

同イベントでは冒頭に、ソフトバンクグループ株式会社 代表取締役会長 兼 社長の孫正義さんが基調講演を実施した。

立正大学「データサイエンス学部」2021年4月に開設、即戦力となる人材など育成目指す

立正大学は10月23日、2021年4月に熊谷キャンパス(埼玉県熊谷市)において「データサイエンス学部」を開設すると正式に発表した。

2020年10月28日現在、日本国内において、すでに「データサイエンス学部」を開設している大学は滋賀大学、横浜市立大学、武蔵野大学の3校。立正大学は日本国内で4校目の事例と見られる。なお、滋賀大学、横浜市立大学、武蔵野大学の3校は、大学院において「データサイエンス研究科」も開設している。

たった5分で新型コロナをAIが判別、阪大発スタートアップ

大阪大学発のスタートアップ企業であるアイポア株式会社は10月23日、最新のナノポア計測技術と人工知能(AI)を活用し、ウイルスや細菌といった生体微粒子を高精度で識別できる、理化学研究用のアイポア微粒子分析ソリューションを発売した。新型コロナウイルス(COVID-19)の判別にも有効と見られる。

日本経済新聞の報道によると、同ソリューションは半導体チップに採取した唾液を流し、ウイルスの種類を見分ける仕組みという。半導体チップには、ウイルスが通れる小さな穴が開いており、穴を通過したウイルスによって流れる電流が変化する。この変化をAIに学習させることで、どのようなウイルスが通ったか分類できるとのこと。

AIが予約状況に合わせてルートを最適化するバス 標柱がない場所でも乗降可能に

株式会社みちのりホールディングス(以下、みちのりHD)、会津乗合自動車株式会社、Via Mobility Japan株式会社は10月22日、会津若松市内で医療用内視鏡および周辺機器の開発・製造をしている会津オリンパス株式会社の従業員を対象とした通勤者向けに「ダイナミックルーティング」サービスを開始すると発表した。運行開始は10月27日からとなる。

ダイナミックルーティングは、利用者の予約状況に合わせてAI(人工知能)が車両のルートやスケジュール(ダイヤ)を計算して、効率的な配車・運行をするサービス。バーチャルバス停(VBS/標柱を置かない乗降場所)を多数設定し、乗車希望場所などにより、最適な車両とルーティングを設定する。

Arm、エッジAIチップ向けのNPUで処理能力を2倍に

英Arm(アーム)は10月22日、人工知能(AI)および機械学習の処理などを念頭に開発した、エッジAIチップ向けのNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)「Arm Ethos-U65」を発表した。前世代の「Arm Ethos-U55」と同等の電力効率を維持しつつ、処理能力を2倍に向上させたとしている。

NXPのエッジプロセッシング事業担当シニア・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーであるRon Martino氏は「Ethos-U65は、Ethos-U55の持つMCUクラスの電力効率とアーキテクチャのメリットを維持しながら、より高性能のCortex-Aベースのシステム・オン・チップ(SoC)に対しても適応性を拡大しています。NXPとArmの技術パートナーシップでは、Cortex-Mコアと連携し、効率化を実現するEthos-U65 microNPUに関して、システムレベルの要素を定義することを念頭に置きました」と語る。

Pythonよりも20%高速な「Pyston v2」が公開

Pystonは現地時間10月28日、公式ブログにおいて、純正の「Python 3.8」よりも20%速くなるとうたう「Pyston v2」を公表した。Pystonが2017年1月に公表した「Pyston 0.6.1」に続くリリースと見られる。

今回、Pystonが公開した「Pyston v2」を使用すると、サーバーコストを削減することで、ユーザーの待ち時間を減らし、開発者の生産性を向上させられるとのこと。現在、Ubuntu 18.04と20.04 x86_64用のパッケージを公開している。

マイクロソフト、機械学習への攻撃を修繕するオープンソース公開

米マイクロソフトは現地時間10月22日、米IBMや米NVIDIAなど11の企業や組織の協力を得て、人工知能(AI)における機械学習システムに対する攻撃を検出、対応、修復できるオープンソースのフレームワーク「Adversarial ML Threat Matrix」をリリースしたことを発表した。

マイクロソフトによると、過去4年間、商用の機械学習システムに対する攻撃が顕著に増加しているという。しかし、同社が28の企業を対象に実施した調査では、そのうち25社が機械システムに対するセキュリティツールを持っていないと回答したとする。

日立、音を解析するAIで製品や設備の異常音を検知

株式会社日立製作所は10月22日、製造現場における製品検査や設備保全を対象に、製品の打音や設備の稼働音などの音響データから、異常音を検知するソリューションを発表した。販売開始は11月2日から。

本ソリューションは、日立の高精度に音響を解析するAI技術を活用し、日立の自社工場での実績・ノウハウをもとに実用化したマイク機能搭載の無線センサーなどにより収集した音響データを解析することで、製品不良や設備故障による異常音を検知できるとうたうサービス。

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