コーチングの最後に必要なのはクロージングではなく「勇気づけ」

公開日：2019年10月7日

コーチング

#アナタノミカタ　

今回の内容は次の方におすすめです

コーチングをビジネスにしていきたい
クライアントを獲得したい
クロージングの仕方がよくわからない
クロージングで印象悪くならないようにしたい
気持ちよくクライアントになってほしい

コーチがこれをやったら絶対に嫌われます

コーチングをビジネスにしていきたいコーチ。ビジネススクールでコンサルタントからビジネスを学んでさあクライアントを獲得しよう！となったときに9割以上の方が間違えることがあります。それはクロージング部分。体験セッションをして、相手に寄り添い結構いい感じ。喜んでもらえたセッション……だったのに、クロージングになった途端に人が変わったように畳み掛けてしまったりしていませんか？みるみるうちに相手が引いていくのを目の前に焦り、なんとか売りたくて値引きして買ってもらおうとしていたりしていませんか？ちょっと待ってください。なぜ、あなたがコーチングをビジネスにしていきたいのかを忘れていませんか？そのやり方だとクライアントはつかないし、クロージングできたとしても、その後のセッションはうまくいきませんよ。

コーチングは誰のため？

コーチングを買ってほしい気持ちはとてもよくわかります。しかし、「コーチングを買ってもらう」を目的として相手に関わっていませんか？それは根本的にコーチングの本質を見失っています。コーチングの本質を見失っているコーチからコーチングを買いたいと思う人はいるでしょうか？何を目的として買ってほしいのか10秒であなたは答えられますか？もし答えられないというのなら、そもそものビジネスの設計からやり直すことをおすすめします。大切なことを見失わないでください。

コーチングの本質、それは「すべてクライアントのため」

コーチングはクライアントを行きたい未来へ連れて行くためのサポートです。ですから、体験セッションもクロージングもすべての行為が「クライアントのため」です。クライアントのことを考えずに設計されたビジネスフローはすべて、コーチングビジネスでは排除していくべきだと私は考えています。なぜなら、私達コーチは「クライアントの未来を作る」がミッションだからです。どうすれば、目の前の人をよりよい未来へ連れて行くことができるのかをクリエイティブに考える能力がコーチには必要です。それがないコーチはもはやコーチではないです。私達コーチが、クライアントと出会い、クライアントを送り出すまでのプロセスをあなたはどれだけ考えていますか？コーチがそれを考えていないと、道に迷うクライアントを作り出してしまいます。

コーチは全体のプロセスを設計しなさい

先程も言ったとおり、クライアントに出会い、送り出すまでのプロセスをしっかりと設計していく必要があります。あなたがそれができていなければすぐにでも設計をしていきましょう。逆に設計ができていれば、それをしっかりと行えばクライアントを本人のなりたい未来へ連れて行くことがスムーズになります。コーチングは超能力でもなければ宗教でもありません。これをすれば絶対叶うとか、祈れば叶うとかいうものではないのです。赤いハンカチをもっていれば、黄色い財布をもってという占いや風水でもありません。相手のリソースを上手く活用して本人が目指したいところを一緒に指を指して、そのさきの未来をどう叶えていくかをお手伝いするお仕事です。論理的にそして体系的に設計されているからこそ目指しやすくなり、感情や感性などのクリエイティブさがあるからこそ自由な発想から自分らしいやり方を見つけられるのです。

コーチはクロージングするな、勇気づけをしろ

コーチングという性質を考えたときに世間一般的なクロージングの考えは捨て去るべきだと私は思います。現に私は一切クロージングしないで月に40人のクライアントを獲得しています。コーチに必要なのはクロージングではなく「勇気づけ」です。クライアントを応援する心です。どれだけ本気でクライアントを応援したいかをきちんと伝えていくことです。あなたなら絶対できる。私はそれを応援したい！その気持ちがしっかりと相手に届けば、ちゃんとクライアントになってくれますし、サポートしている期間、本気で未来にいこうと頑張ってくれるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか？今回は「コーチングの最後に必要なのはクロージングではなく「勇気づけ」」というテーマでお話ししてみました。もしあなたがコーチでビジネスをしたい、またはしはじめたならお役に立てるお話しかと思います。自分で設計できないという方もいらっしゃるかもしれません。そんな方はご相談いただければ、お手伝いもできますので、気軽にお問い合わせください。