パワハラ上司の心理とは パワハラ心理を知れば、対処法を練ることができる
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パワハラ上司の心理を知れば、その対処法が見えてきます。では、パワハラ上司の心理とは、具体的にどんなものなのでしょう。この記事では、「パワハラ上司の心理」に焦点を当て、その代表例を7つ紹介してゆきます。

<パワハラ心理1>部下への嫉妬

上司が部下へ嫉妬すると、パワハラに発展することがあります。やはり、嫉妬する部下に対して攻撃してしまう上司は、一定数以上いるのです。
例えば、上司が学歴主義で、「自分の学歴」に誇りを持っていたとします。そんな中で、自分よりも高学歴の部下が入社したら、上司は部下に嫉妬するでしょう。そして、嫉妬をした結果、部下にパワハラをすることもあり得ます。
他にも、部下が社長から溺愛されている・部下のスーツが高級品であるなど、「上司が部下に嫉妬する原因」はたくさんありますよ。

 

<パワハラ心理2>部下への期待と厳しさ

上司が部下に期待した結果、厳しく接してしまうことがあります。そして、その厳しさが度を過ぎると、パワハラになりかねません。
例えば、上司は大学でラグビーをしており、かなり上下関係が厳しかったとします。この場合、上司が大学4年生だった頃には、期待の下級生に対して、厳しく接したことでしょう。
このような環境に身を置くと、その上司にとって、「期待する人には厳しく接する」が常識になることがあります。そして、大学卒業して会社員になった後も、期待の部下に厳しく接しがちになるのです。

 

<パワハラ心理3>部下への八つ当たり

大人気ない話ですが、「部下に八つ当たりする上司」は、思っている以上に存在するものです。
例えば、社長から注意されてばかりの上司がいるとします。そして、社長から頻繁に注意された結果、上司がイライラしたとしましょう。
そんなイライラを、上司は部下にぶつけるかもしれません。これが、いわゆる「上司から部下への八つ当たり」ですね。
やはり、自分の問題やイライラを、人に八つ当たりして解消する人は、パワハラ上司になりやすいでしょう。

 

<パワハラ心理4>部下を操縦しようとしている

「部下を思い通りに動かしたい」と、考える上司もいます。もちろん、多くの上司は、部下と仕事をするにあたって、ある程度は「部下の自主性」に任せるものです。しかし、中には、部下を自分の思い通りに、操縦しようと考える上司もいます。
しかし、上司が部下を操縦しようとしても、思う通りにはいきません。やはり、部下も意思や行動力を持った人間なので、なかなか上司の操縦には操られないのです。
操縦に操られない部下は、上司にとって面白くありませんよね。結果として、部下を思う通りに操縦できないことに腹が立ち、パワハラをしてしまうことがあるのです。

 

<パワハラ心理5>ノルマなどに追われ、余裕がない

人間というものは、余裕がなくなると、何かにあたりたくなるものです。しかし、そんな思いは抑えて、一生懸命に頑張るのが、一般的な人間でしょう。しかし、余裕がなくなった結果、本当に人にあたってしまう上司もいます。
例えば、上司がノルマに追われて、余裕がなくなった結果、部下にあたってしまうかもしれません。もちろん、部下にあたってしまったら、立派なパワハラ行為ですよね。

 

<パワハラ心理6>根っからの性格

「いじめ気質な人」っていますよね。また、「攻撃気質な人」もいるでしょう。やはり、「いじめ気質な上司」や「攻撃気質な上司」は、部下にいじめや攻撃をしがちです。もちろん、部下へのいじめや攻撃は、立派なパワハラ行為でしょう。
このように、根っからの性格が、パワハラを招くこともあるのです。ただ、厄介なのは、「性格は治りにくい」ということです。
根っからの性格がパワハラを招いている場合、それが改善される可能性は、かなり低いと考えてください。

 

<パワハラ心理7>精神的に弱体化している

精神的に弱体化していると、意思に反した行動をすることがあります。例えば、精神的に弱体化して発狂している人は、まさに意思に反した行動をしていると考えられますね。
精神的に弱体化した結果、意思に反した行動として、パワハラをしてしまう上司もいるのです。
ちなみに、上司が精神的に弱体化している場合、その原因の候補はかなりありますよ。例えば、仕事が原因かもしれませんし、お金が原因かもしれません。また、家庭事情が原因かもしれませんし、親の介護問題が原因のこともあるのです。

 

どの心理から来るパワハラか理解しよう

当記事では、「パワハラ上司の心理」の代表例を、7つ紹介いたしました。もし、あなたが上司からパワハラを受けているのなら、「どの心理から来るパワハラを受けているのか」を理解することが大切です。
そして、「どの心理から来るパワハラを受けているのか」を理解したら、対処法を練るべきでしょう。例えば、キャリアカウンセラーなどの専門家に相談すると、的確なアドバイスをもらえますよ。

 

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