チャット相談サービス「メンヘラせんぱい」がキャバ嬢と臨床心理士に相談できる新プランを提供
AI.
メンヘラテクノロジーは9月11日、チャット相談サービス「メンヘラせんぱい」において、2020年キャバ嬢と臨床心理士に相談できる新プラン「メンヘラせんぱい SP.」をリリースした。
メンヘラせんぱい SP.では、キャバ嬢・臨床心理士・公認心理師の中から、好きなせんぱいを選んでチャットで相談できる。料金は30分1000円から。
メンヘラせんぱいは、辛いときにいつでも安心して使えるチャット相談サービス。相談に乗ってくれるのは、選考テスト(通過率約20%)をクリアした聞き上手な女性ユーザー。先輩に相談するような感覚で安心して利用できるという。また、2020年9月時点での対象顧客は女性のみで、2020年夏頃には性別の制限をなくす予定。
これまで同サービスの主な利用目的は「話を聞いてもらうこと」だったが、「具体的なアドバイスがほしい」というニーズにも応えられるよう、新プランとしてメンヘラせんぱい SP.をリリースした。
キャバ嬢せんぱいの特徴は、現在もしくは過去3ヵ月以内に、キャバクラ・スナック・ラウンジなどで働いていた、盛り上げ上手な女性。キャバ嬢せんぱい・ぼたんさんの場合は、ホステス歴6年で、現在も高級クラブで働いているという。
臨床心理士せんぱいの特徴は、臨床心理士・公認心理師の資格を保有しており、専門的な知識を使った対応が可能な女性としている。臨床心理士せんぱい・ももさんの場合は、スクールカウンセラーとして学生さんの相談にのったり、心療内科・精神科のクリニックでカウンセリングをしてきたという。
なお、リリースに先立ち募集していたメンヘラせんぱい SP.のモニターは、2020年9月27日まで応募可能。応募条件は、女性・9月中にメンヘラせんぱい SP.を体験可能な方・体験後のアンケートに協力できる方。詳細は「メンヘラせんぱい SP. モニター応募」を参照。
メンヘラテクノロジーによると、メンヘラが落ち込んだり、辛くなったとき、すぐに安心して相談できる相手がいないという課題があるという。公共団体やNPOが運営する無料の相談窓口もあるものの、相談の受け手の負担が大きいこともあり、受け手が非常に不足している状況にある。このような背景を踏まえ、メンヘラテクノロジーでは、いつでもすぐに、安心して利用できるチャット相談サービス「メンヘラせんぱい」の開発に取り組んでいるという。
2018年8月設立のメンヘラテクノロジーは、「幸せに病める世界をつくる」を夢に掲げ、サービスの開発に挑戦しているスタートアップ企業。落ち込んだり、辛くなったり、悲しかったりすることは人間にとって大事なことだと考え、「病む」ことや「メンヘラ」であることを受け入れ、幸せになれる方法を模索している。
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