SNSで話題 ドワンゴの100人の声に変換できるAI声変換サイトを試した
AI..
画像は、実際にデモページで声を変換し、ダウンロードした動画をスクショしたもの
今回は、SNS上で「す、すごい」「まじでやばい」などと話題になったサービスを紹介したい。
ドワンゴが9月14日に、デモページを公開した、自分自身の声を100人の声に変換できるAIボイスチェンジャー「Seiren Voice」だ。
Seiren Voiceは、機械学習を中心とした研究開発とサービス応用を手がける「Dwango Media Village(ドワンゴメディアヴィレッジ)」が開発したもの。デモページでは、実際に自分自身の声を100人の声に変換できる(デモページ)。
わずか1分で自分の声をほかの人の声に
(デモページより)
今回は、声を変換するまでの流れ(といっても、めちゃくちゃ簡単)と、実際の音声を紹介する。
1.自分の声を「録音」する
まずは、自分の声を「録音」するところから。
ページの右上にある「録音」をクリックし、変換したい言葉を喋ってみる。ただし、10秒ほど話すと、「録音エラー:音声が長すぎます」と表示された。5秒ほどに収めるのが良さそうだ。
2.さきほど話した言葉を「テキスト入力」する
次は「テキスト入力」にさきほど自分が喋った言葉を入力する。
3.変換したい「声選択」をする
いよいよ、自分の声を変換したい声を選択していく。1度に選択できる声の種類は8人までだ。
対象になる8人の声の選択手段は、前もって用意された「プリセット」、自動で8人を選んでくれる「ランダム」、100人の声から自分の好きな声を選べる「自由選択」の3つが並んでいる。
声の種類は「声の高い男性」「声の高い子ども」などの表記ではなく、「JVS010」「JVS004」というふうに表示されている。それぞれの音声の再生ボタンをクリックすると、「かすかに聞こえてくる」といった声を試聴はできるものの、100人から8人の声をチョイスできる「自由選択」は難易度が高そうだ。
ひとまず、私は前もって用意された「プリセット」を選んでみた。8人は男女のバランスはもちろん、大人から子どもまで、さまざまな声が揃っている印象だ。
4.自分の声を「声変換」をする
「声変換」をクリックすると、「予測時間:11秒 ※混雑状況によっては数分かかることもあります」というふうに変換完了までの時間が表示される。
5.「分析結果」が表示される
喋った音声をもとに「分析結果」が表示される。
6.「変換結果」から音声をダウンロードできる
最後には「変換結果」の部分に、8人の声に変換された動画が表示される。実際に音声を聞きたければ、「動画をダウンロード」をクリックしよう。
作業は以上だ。実際に変換してみればわかるが、とくにAIに関する知識などがなくても、めちゃくちゃ簡単に作業できる。私の場合は1分以内に終了した。
SNS上の「す、すごい」「まじでやばい」も納得
実際に、私の声を8人の声に変換した動画はこちらだ。最初にあるのは私の声で、その後で変換した8人の声が順に流れていく。
SNS上で「す、すごい」「まじでやばい」など、技術力の高さに驚く声があるのも納得の完成度と言える。
さすがに、身体を幼児化させる『APTX4869(アポトキシンよんはちろくきゅう)』はまだ存在しないけれど、江戸川コナンがいつも推理を披露するときに使っている「蝶ネクタイ型変声機」のような技術は、すでに現実社会で実現しつつあるのだ。
最後にいきなり『名探偵コナン』フリークぶりを発揮してしまったが、自分自身の声を100人の声に変換できるAIボイスチェンジャー「Seiren Voice」が気になった人はデモページで試してほしい!
引用先はこちら:SNSで話題 ドワンゴの100人の声に変換できるAI声変換サイトを試した