スマホで写真を撮るだけでAIが時計ブランドを査定 精度98%超えのブランドも
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バリュエンステクノロジーズ株式会社は10月12日、資産管理アプリ「Miney(マイニー)」において、これまでロレックスを対象ブランドに展開していた「AI時計査定」の精度を向上、対象を16ブランドに拡大し、機能の本格提供を開始したと発表した。
16種類の時計ブランドのAI査定が可能に
Mineyはブランド品や不動産など、幅広いジャンルの実物資産の価値をスマートフォンひとつで確認・管理できるとうたう実物資産管理アプリ。2017年のサービス開始以降、総査定金額は400億円を超えており、中でも時計は査定額は約100億円と不動産についで多く、登録商品数は最も多いジャンルという。
時計AI査定は、2019年11月にロレックスで先行してスタートした。今回、対応ブランドを拡大し、オメガ、IWC、カルティエなど、計16の時計ブランドのAI査定が可能になる。
リユースの利用者の中には、実際に時計を「資産」として運用している人も少なくない。今回のグレードアップは、このような利用者や、初めてMineyに時計を登録する利用者にも、「より簡単に、より速く、より便利に」実物資産管理を提供するとのこと。
スマートフォンで時計の写真を1枚撮影するだけ 精度98%超えのブランドも
本機能は、 Mineyをはじめ、バリュエンスグループがもつ独自のマーケットデータの増大と、バリュエンステクノロジーズの機械学習・深層学習技術をもちいて、独自開発のアルゴリズムにおける研究・改良により実現する。
さまざまなブランド時計の実物や画像を約5,000件集めた精度テストでは、画像から時計画像を抽出できない検出エラーの発生率は0.1%にとどまったという。また、商品特定の精度はオフィチーネ・パネライで98%を超えたとのこと。
使い方は、スマートフォンで時計の写真を1枚撮影・アップロードするだけで、過去から現在までの価格推移がグラフで表示される。さらに、前月比も表示されるので、売り時を逃さず売却を検討することが可能。
なお、Mineyは「AI査定機能」に関して、すでにバッグ査定の開発に着手しており、今後も継続してラグジュアリーアイテム、ラグジュアリーブランドを中心とした対応ジャンル、ブランドの拡大および精度の向上に努め、サービスを進化させていくとしている。
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