AIがコード補完を行うツールKiteが新たに11言語をサポート
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2019年にローンチしたAIベースのコード補完ツールKiteは、とても魅力的で、早い段階から十分な資金も獲得していた(未訳記事)が、当時はPythonしかサポートしていなかった。しかし2020年初めにはJavaScriptを追加し、米国時間10月21日には11の新しい言語のサポートを発表した。
新たにサポートされた言語はJava、Kotlin、Scala、C/C++、Objective C、C#、Go、TypeScript、HTML/CSSそしてLessだ。KiteはVS CodeやJupyterLab、Vim、Sublime、Atom、それにJetBrainsのIntelliJをベースとするAndroid Studioなどをはじめ、よく使われている開発ツールのほとんどで使用することができる。
これによってKiteは、多くのデベロッパーにとって魅力的なソリューションになるだろう。同社によると、このツールを使うと、最も忙しい開発者でも1日に約175ワードのタイプ量を節約できるという。Kiteが特に傑出しているのは、その場の状況に基づいて補完の候補に適正度のランクを付ける点だ。AIを使わない競合製品のように、アルファベット順などではない。そのモデルを作るために、KiteはアルゴリズムのコードをGitHubで提供している。
サービスは無料でダウンロードして使えるだけでなく、サーバーから提供される有料のエンタープライズバージョンもある。後者は大きな深層学習のモデルを使うので、AIの能力もより優秀で、カスタムモデルを作る能力もある。有料バージョンでは複数行のコード補完もできるが、無料バージョンは1行ずつの補完しかできない。
Kiteによると、今回は新しい言語を加えただけでなく、2019年に行ったユーザー体験の評価と改善に基づいて、使用中に集中力を削ぐ要素を減らし、より適切な補完ができるようにしたとのことだ。
カテゴリー:人工知能・AI
タグ:Kite
画像クレジット:Bin Wang / EyeEm / Getty Images
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)
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