「クララが立った！！」は喜び40.9％、音声から怒りや驚きなどの感情をAIで数値化できる無料サイト
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株式会社ユーザーローカルは11月19日から、人工知能（AI）におけるディープラーニング（深層学習）によって、音声から感情を読み取る「音声感情認識AI」を無償提供開始している。
利用方法は、マイク付きPC端末のWebブラウザー（Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge）で同サイトにアクセスし、マイクで音声を数秒の声を入力するか、声が入ったWAV・MP3ファイルをアップロードするだけ。
その後、AIが大量の音声データを「平穏」「幸福」「怒り」「悲しみ」「恐怖」「嫌悪」「驚き」の7感情に分類し、それぞれの成分を数値化したり、グラフ化したりできる。
『アルプスの少女ハイジ』の「クララが立った！！」は喜び40.9％
実際に、ユーザーローカルが実験として、映画やドラマのセリフを試したところ、以下のような結果になった。
たとえば、公開から39日間で興行収入約259億円を突破した映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』における、煉獄杏寿郎のセリフ「よもやよもやだ！柱として不甲斐なし！！」は、嫌悪35％、幸せ29％。
高畑勲さんや宮崎駿さんも携わった『アルプスの少女ハイジ』における、ハイジのセリフ「立ーった立った！クララが立った！！」は喜び40.9％、恐怖36.1％だった。
俳優の堺雅人さんが主演を務めたTBS日曜劇場『半沢直樹』の大和田常務（取締役）のセリフ「死んでも嫌だね」は怒り41％、恐怖25％という結果になった。
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AIが感情を理解？パナソニック特許技術搭載の感情認識AIで音声解析してみた
なお、Ledge.ai編集部では、スワローインキュベートが提供する音声による感情認識AIがどのように音声を解析するのか、実際にAPIを利用して紹介している。気になる人は以下の記事をチェックしてほしい。
引用先はこちら：「クララが立った！！」は喜び40.9％、音声から怒りや驚きなどの感情をAIで数値化できる無料サイト
