ピルのオンライン診察アプリ「smaluna」の「ネクイノ」が20億円を調達、社名変更も発表
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女性向けオンライン診察サービス「smaluna」(スマルナ)運営のネクイノは12月14日、ジャフコ グループが運用する投資事業有限責任組合をリードインベスターとして約20億円の資金調達を完了したと発表した。累計資金調達は総額20億円となった。また、会社名を「ネクストイノベーション」から「ネクイノ」へと変更し、併せてロゴマーク、ウェブサイトのリニューアルを実施したと明らかにした。
調達した資金は、事業基盤の強化などに活用。婦人科系疾患特化型オンライン診察アプリsmalunaをはじめ、日本の医療体験をより安全に運用できる仕組みの構築にすべく、引き続き取り組んでいく。
ネクイノ(旧 ネクストイノベーション)は、医師や薬剤師など医療分野に経験を持つ人材が集まり、2016年6月創業。以来、ICTを活用したオンライン診察をはじめ、健康管理支援、未病対策などひとりひとりのライフスタイルや健康状態に合わせて選択活用できる医療環境を生み出している。「メディカル・コミュニケーションカンパニー」を掲げ、テクノロジーと対話の力で世の中の視点を上げ、イノベーションの社会実装を推進していくとしている。
2018年6月、婦人科特化型オンライン診察プラットフォーム「スマルナ」を立ち上げた。
また昨今、医療のDXの必要性が大きく変わってきており、ネクストステージへのステップとして今後も新しい進化を遂げ続けるべく、社名変更を実施した。
「ネクイノ」と読めるジオメトリックなロゴマークについては、タングラムのルールに則って設計。ロゴマークはバラバラになり、タングラムとして、それぞれが思い思いの個性的なアイデンティティを形作ることができる。テクノロジーで医療の新しい未来をつくるために、タングラムによってさまざまな表現を可能とする、個性的なアイデンティティをつくることを目指したという。
また、次なるイノベーションを生み出す会社として、キーカラーの青色を「イノベーションブルー」と名付け、イノベーションの象徴と位置付けている。
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カテゴリー:フェムテック
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