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米国の大多数のゲーム開発者はリモートワークに移行中
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Game Developers Conference(GDC)が、これから開催する大規模な年次会議(今回はオンライン開催のみ)に先立ち、2500人のゲーム開発者に対して業界が新型コロナウイルスのパンデミックの影響にどのように対処しているかを調査した。

多くの人々が在宅命令に従うためにゲームに目を向けたことから、ゲームの売上高は伸びてはいるものの、今回のウイルスは無数のほかの産業で与えているものと同様の影響を、程度はある程度低いものの開発者たちに与えているようだ。

まず、32%の開発者が労働時間が長くなっているにもかかわらず、生産性が落ちていると回答している。これは、パンデミックになってホームオフィスへの移行を試みた人には、おなじみの現象だろう。そして開発者の約70%が在宅勤務に移行したと答えている。もしこの数字が少し低いのではないかと思えるとしたら、それは単に調査対象の27%の開発者がすでに在宅勤務だったからだ。ということで、オフィスに残されているのは3%程度なのだろう。

回答者の4分の1は、世帯収入が減少していると答え、3分の1は過去数カ月間でビジネスが減っていると答えている。3分の1はまた、プロジェクトが遅れていると回答している。このことによって、年末に最新版のリリースが予定されているXboxとPlayStationは、今後の予定が複雑になる可能性が高い。

オンラインへの移行により、異なるクラウドサービスへの移行を含め、多くの企業がワークフローの見直しに取り組もうとした。とはいえ、業界の性質上、多くの開発者はパンデミック以前に労働力を分散させることにすでに慣れていた。3分の2が、自身の勤務する会社はオフィスへ従業員を戻す計画を持っていると答えているが。現在オフィスに戻って安全だと感じている開発者は12%だけだ。

回答者の大多数は、新型コロナウイルスのパンデミックが今後、職場のいくつかの側面を永久に変えると信じていると付け加えている。ある開発者は「オフィスで物理的に一緒に仕事をする代わりに、日々の仕事のやり方に手を加える必要がありましたが、結局そのことによって効率性と生産性が向上したことが明らかになりました」という。「最近、パンデミックの後も、ホームオフィスの取り込みを続けるための話し合いも行いました」。

画像クレジット: AMY OSBORNE/AFP (opens in a new window)/ Getty Images

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(翻訳:sako)

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