ドイツで月15万円のベーシックインカム実験 4日で希望者が120万人に
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ドイツの経済研究所が2021年の春から、ユニバーサル・ベーシック・インカム(UBI)を試験的に導入することが明らかになった。米Business Insiderなどが報じている。
実験の参加者である120人は3年間、毎月1200ユーロ(約15万円)を受け取れる。3年間での支給総額は4万3200ユーロ(約540万円)になる。米Business Insiderによると、支給額はドイツの貧困ラインをわずかに上回る額という。
研究者たちは本実験の参加者である120人と、支給を受けない1380人の別のグループを比較。参加者には生活や仕事、感情状態についてのアンケートに回答を求め、経済と受給者の幸福にどのような影響を与えるか研究するとしている。
時事ドットコムの報道によると、ドイツ在住の18歳以上という条件のみで参加者を募集したところ、募集からわずか4日で希望者が120万人に達したとのこと。ドイツ国内での注目度の高さがうかがえる。
AIは仕事を奪うのか生み出すのか
近年、ベーシック・インカムは人工知能(AI)の進歩はもちろん、少子高齢化や格差拡大などの社会的背景もあり、先進国では活性化している議論だ。とくに、AIに関しては「AIは仕事を奪う」といった議論がなされていることが大きい。
Ledge.ai編集部では、オックスフォード大学の論文と野村総合研究所のレポートをもとに、実際にどのような仕事がなくなり、残るのか。具体的に探っている。気になる人は以下の記事をチェックしてほしい。
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