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Disrupt 2020に参加してTC10に会おう
AI.

2020年に物足りなさを感じているなら、Disrupt 2020でさらに特別なひとひねりを効かせてみよう。カンファレンスが完全バーチャルで実施されるのは史上初めてだが、見どころはそれだけではない。この催しも、今回でもう10周年。世界を変えようとしていると、時はものすごい速さで流れていくものだ。

Disruptの10周年を記念した新しい試みも用意されている。ここでは、TC10についてご紹介しよう。

TC10は、これまで10年間のDisruptカンファレンスにおいて柱となってきた起業家や投資家によって構成されるグループだ。くつろいだトークにしろパネルディスカッションにしろ、ショーでの発言者となり、Startup Battlefield(スタートアップコンペ)の審査員を最低3回務めてきた人たちである(審査員でなかった年の方が少ない人さえいる)。

今年のショーでも、くつろいだトークやスタートアップコンペの審査から、Pitch Deck Teardown(セールスプレゼンテーションの添削)に至るまで、全体を通じてTC10がフィーチャーされることになっている。個人的にはこの点を一番楽しみにしている。

セールスプレゼンテーションの添削では、ショーの参加者が提出した本物のスタートアッププレゼンテーションの分析が行われる。世界的な投資家や起業家がそれぞれのプレゼンテーションのスライドを1枚ずつチェックし、気に入った点や気に入らない点、自分だったらどう変えるか、そういったフィードバックを返してくれるのだ。起業家にとっては、投資家がプレゼンテーションのどこに注目するのかがはっきりわかるだけでなく、それぞれの投資家や起業家によって優れたプレゼンテーションの意味がどれほど異なっているかも明らかになる。企業創設者として、プレゼンテーションを対象者に応じてどのようにカスタマイズする必要があるのか、貴重な知見が得られるだろう。

セールスプレゼンテーションの添削には、今すぐ申し込むことが可能だ。

前置きはこれぐらいにして、Disrupt 2020のTC10を皆さんにご紹介しよう。

Aileen Lee(アイリーン・リー)

アイリーン・リー氏は、シード期にフォーカスしたファンドであるCowboy Ventures(カウボーイ・ベンチャー)の創設者。同社は、大規模な成長市場において働き方とライフスタイルを考え直し、同社が「Life 2.0」と呼ぶものを実現可能なテクノロジーを構築する、群を抜いて優れたチームを応援したいと考えている。同氏はこれまでにKleiner Perkins Caufield & Byers(クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤー)のパートナー、およびRMG Networks(RMGネットワーク)のCEOを務めてきた。

MITの卒業生であるリー氏はハーバードビジネススクールのMBAを持ち、アスペン研究所のHenry Crown Fellow(ヘンリー・クラウン・フェロー)でもある。

Disrupt登壇回数:9回

Image Credits: Cowboy Ventures

Charles Hudson(チャールズ・ハドソン)

チャールズ・ハドソン氏は、Precursor Ventures(プレカーソル・ベンチャーズ)のマネージングパートナー兼創設者である。同社はアーリーステージ向けのベンチャーキャピタル企業として、非常に有望なソフトウェア企業とハードウェア企業の起業当初の投資ラウンドにおける投資を重視している。同社設立以前、同氏はSoftTech VC(ソフテックVC)のパートナーとして、モバイルインフラでの投資チャンスの見極めに努めていた。

Disrupt登壇回数:3回

Image Credits: Kathleen Dylan Studios

Cyan Banister(シアン・バニスター)

シアン・バニスター氏が夢中になっているのはアーリーステージのエンジェル投資だ。未来がどのように変わるかを想像することに多くの時間を使い、自分と同じように未来を想像するだけでなく、実際にそれを形にしていく人たちに投資している。つい最近まで、同氏はサンフランシスコでも最上位層のファンドであるFounders Fund(ファウンダース・ファンド)に在籍していた。これまでに成功させた投資のほとんどは雇用の創出と柔軟性に関する共通のテーマを持つものであったが、その投資実績は宇宙船からサンドイッチの配達まで多岐にわたる。現在は、Long Journey Ventures(ロングジャーニー・ベンチャーズ)のパートナーである。

Disrupt登壇回数:6回

Drew Houston(ドリュー・ヒューストン)

ドリュー・ヒューストン氏はDropbox(ドロップボックス)の共同創設者兼CEOであり、2007年にArash Ferdowsi(アラシュ・フェルドーシ)氏とともに同社を設立してから、シンプルなアイデアを、世界中で6億人以上が利用するサービスへと育ててきた。同氏は2006年にMITで電気工学とコンピューターサイエンスの学士号を取得している。USBドライブを持ち歩いたり、ファイルを自分宛てにメールしたりすることにフラストレーションを感じていた同氏は、卒業するとそうしたフラストレーションを後にドロップボックスとなるデモへと結実させた。現在、ドロップボックスは世界有数のビジネスコラボレーションプラットフォームであり、有料プランの利用者は1500万人以上を数え、世界各地の12のオフィスに3000人近い従業員が在籍している。

Disrupt登壇回数:3回

Kirsten Green(カーステン・グリーン)

ユニークな職業経歴と投資分野で身につけた経験をあわせ持つカーステン・グリーン氏は、2010年にサンフランシスコを拠点とするForerunner Ventures(フォアランナー・ベンチャーズ)を立ち上げ、創設者兼マネージングパートナーを務めている。買い物の新しいプロセスが直線的に成長し、上昇の機が熟していることを見て取った同氏は、先導者のメンタリティと分析的な視点によって、経験が重視される小売業界のトレンドに先行し、魅力的なブランドプラットフォームと先見の明を持つ起業家を見い出している。

Disrupt登壇回数:3回

Image Credits: Forerunner Ventures

Megan Quinn(メーガン・クィン)

メーガン・クィン氏はNiantic(ナイアンティック)の最高執行責任者として、同社全体のビジネスオペレーションと国際的な展開を監督している。同氏は、2015年にはSpark Capital(スパーク・キャピタル)のジェネラルパートナーとして、Glossier(グロシエ)、Handshake(ハンドシェイク)、Pendo(ペンド)、Rover(ローヴァー)、InVison(インヴィジョン)など、グロースステージでの投資にフォーカスしていた。この時期、同氏は投資ラウンドのシリーズBにあったナイアンティックに対するスパーク・キャピタルの投資を主導し、ナイアンティックの経営に参加することとなった。ベンチャー業界入り以前、同氏はGoogle(グーグル)とSquare(スクエア)において製品リーダーの立場にあった。

Disrupt登壇回数:3回

Image Credits: Megan Quinn

Michelle Zatlyn(ミシェル・ザトリン)

ミシェル・ザトリン氏はCloudflare(クラウドフレア)の共同創設者兼COO。同社はインターネットのセキュリティ、パフォーマンス、信頼性といった分野をリードする企業で、CNBCによって「破壊的革新を生み出す企業50社」に選ばれている。また、ウォールストリートジャーナルでは2年連続で最も革新的なインターネットテクノロジー企業に選ばれ、世界経済フォーラムではテクノロジーのパイオニアに選ばれている。クラウドフレア創設以前、同氏はグーグルや東芝に在籍し、スタートアップ2社も立ち上げ、成功させている。マギル大学から優秀学士号を受けており、ハーバードビジネススクールでMBAを取得するとともに、起業家精神に対するDubliner Prize(ダブリナー賞)も受賞している。

Disrupt登壇回数:3回

Niko Bonatsos(ニコ・ボナツォス)

ニコ・ボナツォス氏は、総計約50億ドル(約5000億円)の調達実績を持つベンチャーキャピタル企業、General Catalyst(ジェネラル・カタリスト)のマネージングディレクター。同社のサンフランシスコベイエリアのオフィスで働く同氏が重視する投資戦略は、製品の実現力が高く、しっかりとした学習意欲があり、何百万という人々の役に立つ可能性のあるイノベーションを起こそうという気持ちを持つ、前例のないテクノロジーを創出した企業を見つけること。同社での9年間に、同氏はAtrium(アトリウム)、Audius(オーディウス)、Cover(カヴァー)、Hive(ハイヴ)、HubHaus(ハブハウス)、ClassDojo(クラスドジョ)、Paribus(パリバス、CapitalOneが買収)、Sleeper(スリーパー)、Snap(スナップ、NYSE: SNAP)などへの投資を助けてきた。

Disrupt登壇回数:4回

Image Credits: General Catalyst

Roelof Botha(ロエロフ・ボサ)

ロエロフ・ボサ氏はシリコンバレーでの企業設立に15年以上関わってきた。その経歴は、スタンフォード大学でMBAを修めながら、2000年3月にはまだ黎明期にあったPaypal(ペイパル)に入社したことに始まる。2001年にCFOに着任すると、2002年当初のIPO、およびそれに続くeBay(イーベイ)による買収の両方で同社を率いた。2003年にはSequoia Capital(セコイア・キャピタル)に参加し、企業の創設者たちが耐久性のある事業を展開するよう助けている。米国オフィスのリーダーであるほか、グローバルなSequoia Partnership(セコイア・パートナーシップ)でも3人のスチュワードの1人となっていて、インターネット、サービス、ソフトウェアへの投資に重点を置いている。

Disrupt登壇回数:8回

Susan Lyne(スーザン・レイン)

スーザン・レイン氏は、ニューヨーク市を拠点としたアーリーステージ向けファンドであるBBG Ventures(BBGベンチャーズ)の創設者兼ジェネラルパートナー。同社は、実力がまだ過小評価されているものの、集団的また個人的な経験を変えていく潜在性を持つ人が創設した企業への投資を実施している。2014年以来、同ファンドはZola(ゾラ)、The Wing(ザ・ウイング)、Modsy(モジィ)、Lola(ローラ)、KiwiCo(キウィコ)、Glamsquad(グラムスカッド)、HopSkipDrive(ホップスキップドライブ)、Spring Health(スプリング・ヘルス)、Blueland(ブルーランド)など60社以上に投資してきた。BBGベンチャーズ設立以前、同氏はスタートアップから株式公開企業に至るまで、メディア、テクノロジー、エンターテイメントといった分野のあらゆる規模の企業で経営に関わっていた。

Disrupt登壇回数:6回

今すぐDigital Pro Pass(ディジタル・プロ・パス)を入手し、9月14日から18日にかけて開催されるDisrupt 2020でTC10に会いましょう。登壇者情報など、イベント詳細は以下の特設ページで確認できる。なお、本ページを経由してチケットを購入すると5%割引が適用されるので、ぜひ活用していただきたい。

Disrupt 2020特設ページへ

[原文へ]

(翻訳:Dragonfly)

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