ゼンハイザーのオンカメラマイクMKE 200はホームビデオ会議用に最適
AI.
Sennheiser(ゼンハイザー)が、新しいオンカメラ型指向性マイクをリリースした。このコンパクトなMKE 200(99.95ドル、約1万600円)は、小型でポータブルなパッケージに、たくさんの利便性とパフォーマンスを詰め込んでいる。どこででもVLOG(ビデオログ)を作成するのに最適だし、自宅でのビデオ会議環境に、安価でありながら素晴らしいアップグレードをもたらしてくれる。
基本情報
MKE 200は、カメラのアクセサリーシューに直接取り付けることができる超指向性マイクだ。オンカメラ型のほとんどのショットガンマイクとは異なり、その形状は長いチューブ型ではなく、長さ3インチ(約7.6cm)未満の短いずんぐりしたものだ。軽量かつ小型であり、携帯性を追求するためにウィンドスクリーンとショックマウントは組み込み済だ。
MKE 200の前面には、カメラのマイク入力への安全な接続を可能にする3.5mmオーディオポートがある。付属品として、ゼンハイザーは思慮深くTRS(3極)とTRRS(4極)の両方のケーブルを同梱している。つまり、追加のケーブルを買うことなく、市場に出回っているほぼすべてのDSLR(デジタル一眼レフ)、ミラーレスカメラ、あるいはスマートフォンに接続することができる。
MKE 200は、必要なすべての電力をそのケーブル接続から取り込む(プラグインパワー)。つまり、バッテリーや充電について心配する必要はない。また、屋外での撮影時の風切り音を最小限に抑えるための、ふわふわした外付けウィンドスクリーンと、持ち運び用の柔らかいキャリングポーチも含まれている。
デザインとパフォーマンス
MKE 200のデザインはシンプルで、この場合はそのシンプルさがとても良い。コンパクトな形状と頑丈な構造により、軽量でありながら耐久性にも優れていると感じさせる。つまり、比較的低コストであることと合わせて、これはあまり深く考えずにバッグに放り込むのに最適なマイクであることを意味している。軽量の機材で屋外に出ていくときにも最適だし、あるいは自宅のZoomやビデオ撮影環境で、内蔵ウェブカムよりも良いカメラを使う際に、どんなに軽いカメラの上に装着するとしても完璧なキットだ。
単一ケーブルを使いバッテリーが不要であるMKE 200の特徴は、アクセサリーシューマウントに固定して、ケーブルを差し込む以外に何も心配する必要がないことを意味している。ゼンハイザーは、このシンプルさをそのパフォーマンスにまで徹底するという優れた仕事も見せてくれる。単に箱から出して、ディフォルトのオーディオ設定のままでつないでも、私のSony製α6400は、素晴らしい音を取り込んでくれた。
ネジ溝が切られた3.5mmステレオコネクタについては、絶対に必要というわけではないものの、ゼンハイザーが高い評価を得ているのはこうした細やかな品質のおかげだ。ネジで固定されることによって、気にする必要のある障害点が1つ少なくなる。そう、ケーブルが誤って何かに引っかかって、カメラ側から抜ける可能性は残るが、マイク側から抜けることはない。
ゼンハイザーが同梱している、ふわふわしたウインドスクリーンは、また別の便利なおまけだ。これはマイクの本体全体を覆う靴下のようなもので、風切り音をうまく除去してくれる。他のマイクメーカーが、しばしば別売りのアクセサリーとして提供しているものを目にすることがあると思う。それが100ドル(約1万6000円)未満の製品に始めから含まれているのは素晴らしい。
まとめ
ゼンハイザーMKE 200は、状況を理解して幅広いカテゴリの顧客ニーズに完全に適した製品を提供する企業による、素晴らしい例だ。100ドル(約1万6000円)未満の本製品は、およそすべてのアマチュアクリエーターのためのツールキットとして、素晴らしくほぼ衝動買いレベルのものといえる。それは、より高価な専用のオンカメラショットガンマイクがカバーできる範囲や、高いオーディオ品質は持っていないかもしれないが、あらゆるVLOGや至近距離でのインタビューアプリケーションのために使えるパワーを提供してくれる。そしてリモートビデオ会議、教育、イベントなどのニーズのためのウェブカメラとして、どんなコンパクトミラーレスやDSLRカメラを使おうとも、完璧な組み合わせを演じてくれるという点で、この発売タイミングは特に絶好のものとなった。
カテゴリー:ハードウェア
タグ:Sennheiser レビュー
画像クレジット:Darrell Etherington
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(翻訳:sako)
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