長距離輸送用ドローンメーカーVolansiが新型コロナを追い風に53億円調達
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概してロボティクスは、パンデミックの間に成長がみられた。よって、投資家が自律飛行ドローン配達に熱い視線を送るのは理に適っている。これはVolansi(ヴォランシ)にとっていいニュース(MarketWatch記事)であり、同社は5000万ドル(約53億円)のシリーズBを発表した。
Icon Venturesがリードした本ラウンドにより、ベイエリアを拠点とするVolansiの累計調達額は7500万ドル(約79億円)になる。ラウンドには既存投資家の Lightspeed Venture PartnersとY Combinatorも参加し、新たにHarpoon VenturesとMerck Global Health Innovation Fundが加わった。
Volansi (旧社名Volans-i)はこのところドローンの長距離飛行をデモンストレートしてきた。TechCrunchは2017年にVolansiが100マイル(約160km)飛行を発表したときに同社について記事を書いた(未訳記事)。100マイルというのは、既存のドローンの大半に適用される規制を考えた時、かなりの偉業だった。最近の同社の主力ドローンは最大積載量10ポンド(約4.5kg)で50マイル(約80km)飛行できるVoly C10と、航続距離350マイル(約560km)で最高速度時速120kmと同社がうたうM20だ。
主な用途は医療物資の輸送だ。従来の地上輸送では難しかったり、あるいは不可能だったりする地域での運搬にドローンは対応できる。現在は企業や政府機関をクライアントに持つ。新たに調達した資金は従業員の増加、新規プロジェクトの立ち上げ、米国や新興マーケットですでに獲得しているイニシアチブの拡大に充てる。
カテゴリー:ドローン
画像クレジット:Volansii
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(翻訳:Mizoguchi)
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