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10周年を迎えるInstagramの記念リリースでストーリーマップ、カスタムアイコンなどが登場
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米国時間10月5日、Instagram(インスタグラム)は10周年を迎え、過去3年の間にシェアしたストーリーを振り返るプライベートな「ストーリーマップ」機能や、健全なソーシャル活動に向けての2つのアップデート、そして事前に発表されていた IGTVショッピングのアップデートといった、複数の機能を発表した。また新しいトレンドになりつつある、ホーム画面の再デザインをしたくなった人たちのために、カスタムアプリアイコン機能も用意されている。

このアイコンは、開発の初期段階でInstagramのコード内ですでに発見(Twitterポスト)されていて、より重要な「誕生日リリース」の一部になることが予想されていたが、今回それが予想通りだったことが証明された。

このアップデートによって、iOSとAndroidの両方で、Instagramユーザーはオレンジ、黄色、緑、紫、黒、白などの影を伴う複数のアイコンの中から選択することができるようになる。さらにはレインボーカラーのPride(プライド)アイコンや、もしノスタルジックな雰囲気が必要な場合には、複数のクラシックアイコンも用意されている。

画像クレジット:Instagram

一方、新しいストーリーマップ機能では、過去3年間にシェアしたInstagramストーリーのプライベートなマップとカレンダーが導入される。このため、お気に入りの瞬間を振り返ることが可能になる。これは、一時的な性質を持つInstagramストーリーが、時間の経過とともにFacebook(フェイスブック)サーバーから削除されていると考えている一部のユーザーたちを驚かせるかもしれないが、Instagramが古いストーリーを引き出して新しい機能を提供したのはこれが初めてではない。

たとえば、2017年に最初に導入された、Instagramの「ストーリーハイライト」機能によって、ユーザーはそれまでは短命だったコンテンツの一部を恒久的に公開することができるようになった。

画像クレジット:Instagram

最新リリースで登場した他の2つの新機能は、「National Bullying Prevention Month」(全国いじめ防止月間)が始まる時期に合わせて登場した。1つ目はテストとして開始されるものだが、すでに他で報告されているコメントと類似のコメントを自動的に非表示にするものだ。メインのコメントフィードから削除されたものを確認したい場合は、「View Hidden Comments」(非表示のコメントを表示)というラベルから引き続きアクセスすることができる。

画像クレジット:Instagram

この機能は、2019年にグローバルでリリースされたTwitter(ツイッター)の「返信を非表示にする」機能にいくぶん似ている。Twitterのものと同様に、この機能は不適切またはいじめ的なコメントを、1クリックしなければ見えない場所に隠すことができる、こうしたコンテンツが表示されないようにすることで、投稿する意欲を削ごうというのが狙いだ。ただTwitterの場合には、元の投稿者は付いた返信を手動で非表示にする必要があったが、今回のInstagramの機能は、この動作を自動化しようとするものだ。

Instagramによれば、投稿者が不快な発言を繰り返し投稿しようとした場合に警告が発せられる。ナッジ警告(Instagramリリース)機能も拡張されている(ナッジというのは「肘でつついて軽く注意をうながす」といった意味)。すでにInstagramは、コメントが不快と見なされる可能性がある場合に、投稿する前にコメントを見直して変更を加えることのできる機会を、AI機能を利用して提供している。この機能は、これからは繰り返し攻撃的投稿を行うユーザーを対象として、彼らが一歩下がって自分の言葉とその与える影響について熟考することを促すようになる。

画像クレジット:Instagram

同社はまた、プラットフォーム全体のトレンドに関する新しいデータならびに、Instagramの主要なマイルストーンに対する会社としての振り返りを発表した。

ここでは、音楽全体のトレンド、例えばKPOPが最も議論されているジャンルの1つであることなどを始めとしてトップソング、ARエフェクト、最も人気のあるストーリーフォントといった他のトレンドも明らかにされている。またInstagramによると、「ミーム」を扱った100万件以上の投稿がプラットフォームで毎日共有され、ユーザーの50%がInstagramで毎日動画を視聴し、9億件を超える絵文字のリアクションが毎日送信され、平均的なユーザーはコメントの3倍のDMを送信しているという。

アップデートされたアプリは、iOSとAndroidの双方で利用することができる。

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カテゴリー:ネットサービス
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画像クレジット:Stockcam / Getty Images

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(翻訳:sako)

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