いまだに非効率な実験室の備品管理をサポートするGenemodが1.8億円を調達
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Genemodは実験室の在庫を管理するソフトウェアで、ワシントン大学医学部大学院やカリフォルニア大学バークリー校、国立衛星研究所などが利用している。同社はこのほど、高名なベンチャー投資家たちから170万ドル(約1億8000万円)を調達した。
その小さなシードラウンドはDefy.vcがリードし、OmicronやUnpopular Ventures、Underdog Labs、そしてCanaan Partnersが参加した。
同社によると、この資金でプロダクト管理のソフトウェアを開発しこれまでの在庫管理サービスを補強したい、という。また同社は、それらはすべてデータ共有を行うコラボレーションで新薬を開発していくという新しい道を築くための踏み石だ、という。
製薬業界のためのコラボレーションソフトウェアを構築している企業は他にも存在し、大金を調達して開発に参加しているOwkinやWithin3の2社はその例にすぎない。
Genemodのセールスポイントは、同社のサービスにより研究者が自分が使用するツールの理解が高まる点であり、またツールを待つ必要がなくなり、実験が遅延しない点だ。
同社のCEOであるJacob Lee(ジェイコブ・リー)氏は「生命科学の分野は、世界最大の健康問題を解決するために、常に研究が行われているが手作業で、独善的で、非効率な工程で進められている」と語る。
Defy.vcはGenemodに投資するだけでなく、グロウスパートナーとして2020年後半のプロダクトロードマップの踏破を助ける。Defy.vcの共同創業者で専務取締役のNeil Sequeira(ニール・セケイラ)氏は、そのためにGenemodの取締役になる。
2018年に創業されたGenemodは、インキュベーターVenture Out Startupsの最初の卒業生で、ここはプレシードの投資も行い起業を助けている。
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カテゴリー:ヘルステック
タグ:Genemod、資金調達
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa)
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