スペースXが15回目となるミッションで60基のStarlink衛星を打ち上げ
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SpaceX(スペースX)は、来るべきグローバルなブロードバンドインターネットサービスの主要な構成要素である、Starlink(スターリンク)衛星を新たに60機打ち上げた。打ち上げは米国東部標準時午前11時31分に行われ、フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から実施された。これは15回目のStarlinkの打ち上げであり、スペースXはこれまでに900機近くの低軌道衛星を打ち上げてきた。
今回の打ち上げは、Falcon 9の第1段ブースターの2回目の使用となった。ブースターは大西洋上のスペースXのドローン船「Just Read the Instructions」に乗って海上に着陸し、無事に回収された。
今週初めにテキサス州のEctor County Independent School Districtは、スペースXのStarlinkネットワークの新しいパイロットパートナーになることを発表した。2021年、この地区はStarlinkのネットワークを介して低レイテンシのブロードバンドに接続できるようになり、最初は最大45世帯が接続できるようになるが、さらに多くのコンステレーションがローンチされ、オンライン化されるにつれて、90世帯の顧客に拡大する計画だ。
スペースXがStarlinkで目指しているのは、これまで到達困難な地域や地方では不可能だった速度と遅延で世界中にブロードバンドサービスを提供することだ。その衛星コンステレーションは、最終的には最大何万機もの規模になることを目的としており、商業利用可能な既存のインターネットを提供する静止衛星と比較して、遅延と信頼性の点で大きな利点を提供する。
カテゴリー:宇宙
タグ:SpaceX、Starlink、Falcon 9
画像クレジット:SpaceX
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)
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