経産省、AIやデータサイエンスの無料講座を公式サイトで紹介 12月から
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画像は経済産業省 公式サイトより
経済産業省は11月9日、人工知能(AI)やデータサイエンスなどのデジタルスキルを学べる、無料オンライン講座をウェブサイトで紹介する「巣ごもりDXステップ講座情報ナビ」プロジェクトを開始すると発表。現在、同サイトに掲載を希望する無料オンライン講座を公募している。
経済産業省は同プロジェクトを開始した理由として、デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速していることや、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、社会人が自宅に居ながら、新しい知識やスキルを習得しようとする学び直しの意欲が高まっていることを挙げている。
また、近年、さまざまな事業者がデジタルスキルの学習に関して、多種多様なサービスを展開しているものの、このような情報は個々の事業者のウェブサイトで公開されることが多い。情報の記載方法も各サイトによって異なるため、利用者にとってサービスを選択することが難しかった。
経済産業省は同プロジェクトにより、これまでデジタルスキルを学ぶ機会がなかった人も、新たに学習を始めるきっかけを得られるようにしたいとする。
経済産業省の公式サイト内に12月公開の見込み
同サイトの掲載条件としては、「法人(法人番号の指定を受けた者)が提供する講座であること」「原則として、誰もが無料で受講が可能なオンライン講座であること」「デジタルに関するスキルの習得に資する講座であること(〔※1〕以下のカテゴリのいずれかに該当すること)」「講座のコンテンツ(テキスト、動画など)がすでに無料で公開されており、内容の確認が可能であること」のすべてを満たす必要がある。
〔※1〕カテゴリはAIやデータサイエンスのほか、クラウド、IoT、セキュリティ、ネットワーク、基礎理論、コンピュータシステム、技術要素、開発技術、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム戦略、経営戦略、企業と法務、そのほか。
同サイトは、経済産業省の公式サイト内に12月の公開を見込んでいるという。Ledge.ai編集部では、同サイトについて続報をお伝えしたい。
>>ニュースリリース
総務省が統計オープンデータに関する無料講座を開講、西内啓氏ら講師に
無料のオンライン講座と言えば、総務省が10月27日に発表した、データサイエンスに関するオンライン講座「誰でも使える統計オープンデータ」にも注目してほしい。登録料および受講料は無料。開講は2021年1月12日〜2021年3月8日で、すでに受講者の募集を開始している。
本講座は、社会人・大学生に統計オープンデータを活用したデータ分析の手法をわかりやすく解説するという。政府統計の総合窓口であるe-Stat、総務省および独立行政法人 統計センターが提供する統計GIS、API機能などを使い、統計オープンデータを活用したデータ分析の手法を学べるという。
講師は、『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)などの著書で知られる統計家の西内啓氏、株式会社おたに 代表取締役で、「GEEO」の開発者でもある小谷祐一朗氏らが務める。なお、本講座は2017年6月に開講し、約2万人が受講した。2020年1月に実施した講座を再び開講する形になる。
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