アイリスオーヤマ、AI機能を搭載した4Kテレビ 番組ジャンルで画質や音質を調節
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アイリスオーヤマ株式会社は11月12日、人工知能(AI)機能を搭載し、番組に合わせて最適な画質と音質に自動調整する「AIオート機能4Kチューナー内蔵液晶テレビ」5機種を発表した。販売開始は11月25日から。
アイリスオーヤマは2019年11月からテレビ事業に本格参入し、“色鮮やか、目に優しい”をコンセプトとした「LUCA(るか)シリーズ」の販売を開始した。
一昨年からより新4K衛星放送が開始し、対応する番組が徐々に充実しており、新型コロナウイルス感染症拡大により、自宅でテレビを視聴する時間が増加しているという。そこで、テレビ本体にAI機能を搭載することで、視聴に最適な画質と音質に自動調整できる「AIオート機能4Kチューナー内蔵液晶テレビ」を発売するとのこと。
番組ジャンルに応じてAIが画質・音質を自動調整
同製品では、スポーツやニュース、映画など、視聴中の番組のジャンルに合わせて、それぞれのコンテンツの特長を最大限活かすよう、視聴に最適な画質と音質に自動で調整する。
具体的には、音楽番組では音楽がダイナミックに聞こえるよう、スポーツ番組では選手の表情や動きがはっきり分かるように番組ジャンルを認識し、視聴者が見やすいようにAI技術で導き出した画質と音質への自動調整を実現するとうたう。
ニュースやドラマなどのセリフを聞き取りやすくできる
視聴環境などによって起こる、映像の見えにくさや声など音声の聞き取りにくさを解消するため、「はっきり」ボタンを搭載している。明るくはっきりしたコントラストと色の表現で、人の表情やシーンを分かりやすく再現し、ニュースやドラマなどのセリフやコメントを明瞭に聞き取りやすく、視聴環境に左右されずテレビ視聴を楽しめるという。
「ねえ、るか」などで簡単に操作できる
高性能の音声認識回路とマイクを内蔵した音声操作リモコンが、聞き取った指示内容を赤外線コードに変換した信号としてテレビに送り、操作する。そのため、スマートスピーカー使用時と比較して、音声認識から操作までの応答が速く、簡単に操作できる。音声で操作ができるので、買い物帰りや乳幼児連れで両手が塞がっているときや、リモコンが見当たらないときのようなさまざまな利用環境に対応可能とする。
音声操作モードを起動するウェイクアップワードの「ねえ、るか」「るか、てれび」に続き、あらかじめ設定された28種類の操作ワードを、音声操作リモコンに向かって発話するだけで、電源のオン・オフや、チャンネル変更、音量の調整などを手軽に操作できるとのこと。
アイリスオーヤマは今後も、ユーザーインの発想で商品開発をすることにより、日常の不満を解決し、快適な生活の実現に貢献するとしている。
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