グーグル、機械学習エンジニア模擬試験が無料に:AI速報まとめ10選
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日々、目まぐるしく進化、発展を遂げる人工知能(AI)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。
そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。
- Pythonを生んだグイド・ヴァンロッサム氏がMicrosoft入社、理由は「Pythonをより良くするため」だった
- 6枚の写真のうち「本物の人間」は誰か? 正解は……
- ドコモ、京浜急行の車両や線路をAIで解析 時間はわずか1.5秒以内
- グーグル、機械学習エンジニア認定資格を提供開始 模擬試験が無料に
- Python入門講座などE資格向けの講座が無料に
- マイクロソフト、Visual Studio Codeに「Jupyter」拡張機能を追加 Python以外でも導入可能に
- 2020年第3回「G検定」合格率は59.56%、合格者は累計3万人に
- AIで存在しない人物の顔写真を作成できるサイト、個人利用は無料
- AI研究の松尾豊さん、人間のいい加減さを可視化したい
- アイリスオーヤマ、AI機能を搭載した4Kテレビ 番組ジャンルで画質や音質を調節
Pythonを生んだグイド・ヴァンロッサム氏がMicrosoft入社、理由は「Pythonをより良くするため」だった
オランダ出身のプログラマーで、Pythonを生み出したことで知られるグイド・ヴァン・ロッサム氏は11月13日、自身のTwitterで引退を撤回し、米マイクロソフト(Microsoft)の開発者部門に加わることを明らかにした。
グイド・ヴァン・ロッサム氏は米Dropboxに6年半の勤務した後、2019年10月に退職した。その際、グイド・ヴァン・ロッサム氏は自身のTwitterで、Dropboxを去り、「現在は引退している」と述べていた。
6枚の写真のうち「本物の人間」は誰か? 正解は……
イメージナビ株式会社と、京都大学発の人工知能(AI)スタートアップである株式会社データグリッドは10月に、写真に写る6名の女性のなかから「1名だけ存在する実在の人物」を当てるというキャンペーンを実施した。一見すると、だれも実在の人物のようだが、実は6名のうち5名はAIが作成した架空の人物なのだ。
じっくり見ると、だれもニセ物のようにも思えてくる。SNS上では、「1番じゃないかな」など具体的な予想をする人もいれば、「まったくわからない」「マジでわからなくて草」など、リタイアするような書き込みも見られる。
ドコモ、京浜急行の車両や線路をAIで解析 時間はわずか1.5秒以内
中央復建コンサルタンツ株式会社、株式会社NTTドコモ、京浜急行電鉄株式会社(京急電鉄)、横須賀市は11月20日、京急電鉄の久里浜工場において、鉄道インフラのリアルタイム遠隔・自動監視システムの実証試験を実施すると発表した。実証実験の開始は12月21日から。
本実証実験では、鉄道車両や線路の4K映像を撮影し、5G網内のクラウド基盤において人工知能(AI)におけるディープラーニング(深層学習)でリアルタイム解析した後、すぐに遠隔監視室に配信する。5Gを活用したリアルタイム4K映像配信において、高速AIディープラーニング解析を実現するのは国内初とのこと。
グーグル、機械学習エンジニア認定資格を提供開始 模擬試験が無料に
米グーグル(Google)は11月12日、公式ブログにおいて、機械学習(ML)エンジニア向けの「Google Cloud Professional Machine Learning Engineer認定資格」を正式に提供すると明らかにした。なお、対応言語は現在英語のみ。
グーグルは、本認定によってクラウド・プロフェッショナルは業界で高い評価を得られ、ビジネス上の課題を解決する機械学習モデルの設計、構築、製品化に関する専門知識を雇用主に証明できるようになるとしている。
Python入門講座などE資格向けの講座が無料に
一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)は、公式サイトにおいて、人工知能(AI)におけるディープラーニング(深層学習)について学習できる、学習コンテンツおよびイベントを紹介している。
E資格はディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選択して実装する能力や知識を有しているかを認定するもの。次回の2021#1の開催は、2021年2月19日(金)と2月20日(土)を予定しているという。
マイクロソフト、Visual Studio Codeに「Jupyter」拡張機能を追加 Python以外でも導入可能に
米マイクロソフト(Microsoft)は現地時間11月11日、「Visual Studio Code(VS Code)」用の新しい「Jupyter」拡張機能を発表した。Visual Studio Codeに、データ分析用のツール「Jupyter Notebook」を導入できる。
Visual Studio Codeの「Python」拡張機能では、1年以上前からJupyterをサポートしていた。一方で、Jupyterは「R」「Julia」「Scala」など、Python以外のプログラミング言語でも使用されている。このような状況を踏まえ、マイクロソフトは今回の発表にいたったとしている。
2020年第3回「G検定」合格率は59.56%、合格者は累計3万人に
日本ディープラーニング協会(JDLA)は11月19日、2020年 第3回 G検定の全受験者数7250名のうち、合格者は4318名だったと発表した。合格率は59.56%になる。なお、同検定は11月7日(土)に実施した。
G検定は2017年に開始し、今回の2020年 第3回 G検定で合格者数は累計3万人を超えた。具体的には、累計の受験者数は4万7375人、合格者数は3万1695人。累計での合格率を計算したところ、66.90%になった。
AIで存在しない人物の顔写真を作成できるサイト、個人利用は無料
米ニューヨーク・タイムズの報道をきっかけとして、人工知能(AI)技術により、存在しない人物の顔写真を作成できるサイト「Generated Photos」に注目が集まっている。
顔写真の生成には、AIにおけるGAN(Generative Adversarial Network)技術を活用しているという。顔画像の人物は性別や年齢、人種だけではなく、目の色、髪の長さや色など、多様な要素で構成される。
AI研究の松尾豊さん、人間のいい加減さを可視化したい
一般財団法人デジタルコンテンツ協会(Digital Content Association of Japan : DCAJ)は11月18日〜11月20日まで、先端コンテンツ技術とデジタルコンテンツをテーマにする国際イベント「デジタルコンテンツEXPO 2020 ONLINE」を開催した。
同イベントでは、アーティストで東京大学名誉教授の河口洋一郎さんが主宰し、幅広いクリエイティブの分野で高い実績を残した人に贈られる「ASIAGRAPH創(つむぎ)賞・匠(たくみ)賞」の授賞式がオンラインで実施された。
アイリスオーヤマ、AI機能を搭載した4Kテレビ 番組ジャンルで画質や音質を調節
アイリスオーヤマ株式会社は11月12日、人工知能(AI)機能を搭載し、番組に合わせて最適な画質と音質に自動調整する「AIオート機能4Kチューナー内蔵液晶テレビ」5機種を発表した。販売開始は11月25日から。
アイリスオーヤマは2019年11月からテレビ事業に本格参入し、“色鮮やか、目に優しい”をコンセプトとした「LUCA(るか)シリーズ」の販売を開始した。
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