Crezitが1.65億円調達、与信サービス構築基盤を提供する「Credit as a Service」を来春展開
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Crezitは12月1日、プレシリーズAラウンドにおいて、第三者割当増資による総額1.65億円の資金調達を発表した。引受先は、既存投資家のジェネシア・ベンチャーズ、また千葉道場ファンド、East Ventures、Plug and Play Ventures。
2019年3月創業のCrezitは、「Optimize Credit, Unleash Potential. / 信用を最適化して、人の可能性を解き放つ。」をミッションに掲げ、個人の顧客向けにモバイルクレジットサービス「CREZIT」を中心とした金融サービスを開発。今回の調達資金を元に、これまで自社サービスで構築してきた基盤を、与信サービスを構築したい企業に対して開放する「Credit as a Service」構想の実現に向けたプロダクト開発のための組織体制の強化を行う。
消費者信用事業(貸金・割賦販売など)に参入したいあらゆる企業に対して、金融サービス構築に必要なシステム基盤やオペレーションをサービスとして提供するCredit as a Serviceを来春より展開する予定。
通常、与信サービスの立ち上げには膨大なリソースを必要とし、金銭的にも時間的にも多大なコストを要する。結果として、一部の大資本を持つ事業者以外による参入は限定的な状況にあったという。
テクノロジー企業が自社の顧客基盤に対して、ユーザーデータを活用した金融サービスを展開する流れ起こりつつある中で、同社が与信サービスに必要な様々な要素をソフトウェアとして提供することで、利用企業の早期の消費者信用事業の立ち上げを可能とする。
同社サービスの利用企業と共に新しい金融サービスを共創していくことで、より多くの個人に対して適切な金融サービスが届く世界を実現していく。
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