一般的な写真の約0.01%の容量で稼働 エッジAIが進化:AI速報まとめ5選
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一般的な写真の約0.01%の容量で稼働 エッジAIが進化:AI速報まとめ5選
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画像はUnsplashより

日々、目まぐるしく進化、発展を遂げる人工知能(AI)業界。さまざまな企業が新しいサービスを開始したり、実験に取り組んだりしている。

そこで本稿ではLedge.aiで取り上げた、これだけは知っておくべきAIに関する最新ニュースをお届けする。AIの活用事例はもちろん、新たな実証実験にまつわる話など、本稿を読んでおけばAIの動向が見えてくるはずだ。

万引き犯の逮捕の実績もある万引き防止AI、検知できなかった場合1件5万円の被害額を保証

株式会社VAAKは12月21日、万引きなど不正削減を支援する小売店向けAIサービス「VAAKEYE 店舗管理」に、検知性能を補償する「万引き検知補償」および、導入効果を補償する「商品ロス削減補償」を追加した。

「VAAKEYE 店舗管理」は、防犯カメラから映像を取得し、解析することで、人物行動や異常を検知し、スマホやPCに通知する映像解析ソリューション。実際、2018年12月には、大手小売店で実証実験中の防犯カメラ映像を「VAAKEYE」で解析し、万引き犯の決定的な犯罪行為情報を自動検知。防犯カメラの映像情報を警察に提供したところ、万引き犯の逮捕にいたったという実績もある。

AIでディズニーのキャラを実写化! リアルなので見てほしい

今回はAIを活用し、『美女と野獣』や『アナと雪の女王』などに登場する、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの有名キャラクターたちを実写化するプロジェクト「In real life」をご紹介したい。本プロジェクトは「toyboyfan(トイボーイファン)」というInstagramアカウントが投稿し、海外で話題を呼んでいるものだ。

日本でも254.7億円の大ヒットを記録した『アナと雪の女王』からは、エルサ、アナ、クリストフ、ハンス王子が実写化されている。残念ながら、陽気な雪だるまのオラフの姿はないものの、個人的にはクリストフの少しとぼけたような表情が見事だと感じる。

一般的な写真データの100分の1程度のメモリー容量で動かせる超小型のエッジAIアルゴリズム

エッジAIスタートアップの株式会社エイシングは12月15日、指先に乗せられるほど超小型のエッジAIアルゴリズム「メモリー・セービング・ツリー(Memory Saving Tree、MST)」を開発したと発表。提供開始は2021年1月から。

「MST」は、一般的な写真データの100分の1程度とごくわずかなメモリー容量で動かせるため、現在市場に出回っている大半の半導体チップに実装できるという。一般に流通する家電製品やスマートウォッチ、自動車などにすでに組み込まれている既存マイコンへ実装可能になり、高精度なエッジAIの多種多様な領域における活用を実現するとうたう。

早大、全学生向けにデータサイエンス認定制度を2021年度開始 修了証明書を発行

早稲田大学は12月17日、全学部・研究科の学生約5万人に向けに、オリジナルのデータサイエンス認定制度「データ科学認定制度」を創設すると発表した。すべての学部・研究科の学生がオンデマンドで24時間、どの場所からでも統計・データ科学を基礎から学習できる。開始は2021年度から。

本認定制度では、履修者のデータ科学に関する能力を保証するために「リテラシー級」「初級」「中級」「上級」といった4つの級を設置する。まずは2021年度にリテラシー級・初級を設置し、2022年度からは中級、2023年度からは上級の認定を開始予定とのこと。

G検定の英語版 受験申し込み開始、2021年1月30日に開催

一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)は2021年1月30日に、日本国内に住む外国人や海外のAI人材に向けて、G検定の英語版試験(正式名称は「Deep Learning for GENERAL : JDLA Certificate」)を開催する。申し込みは2021年1月22日(金)23時59分まで。

G検定は、AIにおけるディープラーニング(深層学習)の基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているか検定するというもの。2017年に創設して以来、日本国内で累計3万人以上の合格者を輩出し、年々規模を拡大し続けている。

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