産業用センサー大手Teledyneが赤外線カメラのFLIRを約8300億円の現金と株式で買収へ
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産業用センサー大手のTeledyneは、センサーメーカーのFLIRを株式と現金合わせて約80億ドル(約8300億円)での買収を予定しており、買収は年内に完了する見込みだ。Teledyneはプレスリリースで、FLIRの事業は既存の製品と競合するのではなく、補完的なものになると述べている。
FLIRのテクノロジーはiPhoneを含むモバイルデバイス向けに設計されたアドオンサーマルカメラを通じて、一般向け市場に登場した。これらは気密漏れや配管漏れを特定するのに役立つが、同社の主要なビジネスにはサーマルイメージ処理だけでなく、可視光イメージ処理やビデオアナリスト、脅威検出技術も含まれており、航空宇宙産業や防衛産業を含む潤沢な資金を持つ顧客にサービスを提供している。
TeledyneはNASAを含む航空宇宙産業や防衛産業、ヘルスケア、海洋、気候監視機関などの顧客にもサービスを提供している。同社の製品には地震センサー、オシロスコープ、その他の計測器、デジタルイメージングなどが含まれているが、FLIRの製品は現在Teledyne社が扱っていない、より専門的な分野もカバーしている。
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カテゴリー:ハードウェア
タグ: Teledyne Technologies、FLIR、買収
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(翻訳:塚本直樹 / Twitter)
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