テスラが電動SUVのModel Yを値下げ、長距離四輪駆動バリエーションが5万ドルを切る
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Tesla(テスラ)がさらに車両価格を下げた。今回は同社が2020年3月に出荷を開始した電動SUVの「Model Y」だ(未訳記事)。同モデルの長距離四輪駆動バリエーションは現在、購入価格が4万9990ドル(約540万円)となっており、以前より3000ドル(約32万円)安くなっている。この値下げは先週末にElectrekが最初にレポートしている。
2020年5月にテスラは、セダンのModel SやSUVのModel Xなどの高級車を含むいくつかの車両価格を引き下げた。新しい価格設定は米国の自動車メーカーが新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックにより経済的な影響を受け、消費者を引き付けようとしていることに由来している。
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Ford(フォード)やGM、Fiat Chrysler Automobiles(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)といった伝統的な米国の3大自動車メーカーは、ローンの据え置きまたは長期の支払いオプションに加えて金利0%のプランを提供しているが、他の自動車メーカーも新規購入者へのアピールとして、既存の所有者がローンを滞納しないようにするためのインセンティブや支払いプランを発表している。
2020年7月初め、テスラは第2四半期(4月〜6月)に9万650台の車両を出荷したと発表したが、新型コロナウイルスと米国の主要工場の生産が数週間停止したため4.8%の減少となったものの、アナリストの予想を上回っていた。納入台数の大部分(8万50台)はModel 3とModel Yで、残りの1万600台は高級車のModel SとModel Xだった。
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