やる気が出ないときに気分を変える方法
#アナタノミカタ 

やらないといけないことがあるのに、どうもやる気が出ない。頭ではわかっているのに、とりかかろうとしてもできなかったり、途中でさじを投げちゃったり。こんなことってありませんか?重要度がそんなに高くない事ならまだいいですが、期限があったり相手があったりするものだと困りますよね。やる気の出ない原因は、過度なストレスがかかっていたり、疲れていたり、自分にとって好ましくない環境が続いていたり考えるといろいろ出てくると思います。原因を考えると、ますます落ち込んだりしますね。こんな時、気分を変えてやる気を出す方法をいくつかお伝えしますね。

 

 

 

1.やることが多くて漠然としていてやる

あれもこれもやらないといけない時や、やることは明確なんだけど、目標が大きすぎて何から手を付けたらいいかわからない時ってありますよね。何処から始めたらいいのか、どこまでやったらめどがつくのか、もしかしたら永久に終わらないんじゃないか、って思うとやる気がなくなってしまいます。こんな時は、やらなければならないことを付箋に書き出してみましょう。順番は考えずに思いついたまま書き出してみます。もう出ないなってところまで書き出したら、締め切りを作ってみます。いつまでにやるかを決めて取り掛かる順番に書き出した付箋を貼ってみましょう。

何から取り掛かればいいか整理できるとやり始めることができるかもしれません。

 

2.マンネリ化した作業なのでつまらない

毎日行っている仕事や家事は、新しい刺激や楽しみが無くなるとやる気が出なくなります。一見、同じ環境で、慣れた方法は効率的に見えて、実はそのこと自体がやる気を阻害しています。こんな時は、何でもいいので、何か新しいことをやってみてください。普段やらないようなことで、すぐにできることを毎日一つやってみる。できれば、ハードルが低くて、ワクワク感があることが良いですね。これだけでも気分が変わりマンネリから抜け出せるきっかけになりますよ。

 

 

3.そもそもやりたくない

人の目を盗んででもやりたいことってありませんか?楽しいことや、興味のあることは、人になんと言われようと、止められようと、目を盗んででもやりたいものです。やりたくないことは、そもそも、魅力を感じていなかったり、その作業に価値を見出してない事なのかもしれません。何のためにやるのかわからない、何の意味があるのか納得していない作業はやる気が出なくて当然です。裏を返せば、その作業を何のためにやるのか、その作業を行った結果どんなことが起きて、そのことどのような意味があるのか、という肯定的意味がつけられれば納得感が出て、やる気になれるでしょう。

 

 

4.周囲からのプレッシャーが大きい

やらなければならないことがあるけど、完成度の高いものを求められたり、このくらいやって当然でしょう?というような無言のプレッシャーを感じている時、なかなか取り掛かれない時があります。このような時は、自分自身が他人に対して、やってくれて当然と思っています。この気持ちを少し緩めて、やってくれたら助かる、くらいの気持ちに変えてみましょう。やって当然というような感覚を持つ人は、上手くいかない事や状況を誰かのせいにして、責任転嫁をする癖を持っています。この責任転嫁が自分に向かってくるのが怖いので、責められるのを恐るあまり、そこにエネルギーが使われてしまって本来やるべきことに身が入らなくなっています。完璧主義を手放して、取り掛かれることから始めてみましょう。

 

 

5.人生の目的が決まっていない

やらなければならない事を前にして、「本当にこれは必要なことなのだろうか?」「本当にやらなければならない事なのか?」と考えてしまってやる気がそがれていませんか?そんな時は、人生の目的を見失っているのかもしれません。人生の目的を見失っているときは、何をしてもつまらなく、何にもしたくない気持ちになるものです。思い当たる節があるなら、そもそも自分は何がやりたかったのか、本当に好きなことは何かを自問してみてください。

それも想い浮かばなかったら、子供の頃に好きだったことや、食事を忘れて没頭したことなどの中にヒントがあります。そして、小さなことからでもいいので、自分に好きなことをさせてあげる許可を出してあげましょう。好きなことを生活に取り入れると、やる気が出てきます。

 

まとめ

人間の脳には報酬系回路というものがあります。報酬系は何か心地よいことが起きた時に、ドーパミンを分泌して「快楽」を感じさせる脳内のシステムで、大きな行動の動機になります。やる気を引き出す報酬には、衣食住に関わる、動物的なものと、お金や物、ミッションや生きがい、知的好奇心あるいは、人に褒められたり、夢やビジョンの達成といった人間的なものとがあります。この報酬系のしくみを理解してうまく活用できるようになると、やる気を引き出すことができ、望ましい方向に進んでいけるようになります。例えば、それが終わったら大好きなケーキを食べる、とか、旅行に行く、などといった楽しみをご褒美に用意するのもいいですし、未来に達成したいビジョンがあるなら、そこに向かっていく足掛かりとなる作業であるとの意味づけをして、人生のミッションや生きがいに結びつけるのもいいでしょう。

 

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