モチベーションがあがらない理由
あなたはモチベーションがが上がらない時、どうしていますか？
モチベーションがあがらない理由は大きく分けて5つあります。
- やりたくないことをやっている
- 目標や明確な理由付けがない
- 先延ばししてしまう
- 目標が高すぎる
- モチベーションが上がらない環境に身をおいている
1.やりたくないことをやっている
やりたくないことをやっているときは脳が「この仕事は痛みだ」と認識しています。
私達の脳は「痛みを避ける」または「快楽を得る」というどちらかの理由で、思考や行動を起こします。
脳が痛みと認識してしまう場合、それは拒否反応がおこり、モチベーションが低下してしまうのです。
2.目標や明確な理由付けがない
目標がはっきりしていないまま、長期間での仕事や趣味に取り組むと、「一体自分は何のためにこれをやっているんだろう」と徐々に虚しい気持ちに襲われることがあります。
または、一応は目標を設定していても、ゴールを達成する明確な理由がなければ、そもそもゴールに向かうことへの意欲が薄れていってしまいます。
3.先延ばししてしまう
行動できる人とできない人の差は、すぐに行動できるか、先延ばししてしまうかの違いです。
すぐに行動できる人は、「一貫性の法則」が働きます。
そこそこ楽しめることであれば、意識しなくてもモチベーションを楽にもつことができます。
一貫性の法則とは、人間の持つ心理の一つで、人は自身の行動、発言、態度、信念などに対して一貫したものとしたいという心理が働くことを指します。
逆に先延ばししている人は、行動するもっともベストなタイミングを逃してしまっています。
よく、「思い立ったが吉日」といいますね。
そう、ベストなタイミングとは何かをやろうと考えたその時なのです。
ぜひ、タイミングを逃さず行動してください。
4.目標が高すぎる
あなたは自己過剰バイアスという言葉を知っていますか？
これは心理学用語で、人は自分自身のことを平均よりも上にいると勝手に思い込んでしまっている性質をもっていることを言います。
実はこの自己過剰バイアスが原因で、理想と現実のギャップで、その穴埋めができずにフラストレーションがたまり、モチベーションが下がってきてしまうのです。
短期間で身の丈以上の目標を達成できると勘違いしてしまわないようにコツコツが大切です。
5.モチベーションが上がらない環境に身をおいている
実は私達が思っている以上に環境はモチベーションに影響します。
モチベーションが高い人をモチベーションが低い集団に放り込むと、その環境に影響されてモチベーションが下がるということが起こります。
それは環境の刺激に関係することです。
いい意味で刺激のある環境はモチベーションを上げますが、マンネリ化した環境やゆるすぎる環境に身をおくとモチベーションが下がってしまうのです。
あるアメリカの企業ではマインドフルネスがいいというので、毎朝ヨガをしてゆったりとした心理状態で仕事をはじめるようにしたところ、今までやる気まんまんだった従業員のパフォーマンスがさがったという礼もあります。
必ずしもマインドフルネスが大事とは限らないので節度が必要ですね。
まとめ：モチベーションを上げる2つの秘訣
モチベーションを上げるには2つの秘訣があります。
ひとつは自分のやるべきことを好きになることです。
もうひとつはモチベーションが高い仲間が集まる環境に身をおくことです。
自分のやるべきことを好きになる、といってもなかなか難しいかもしれません。
それは自己肯定感が影響しています。
自己肯定感が低いと、自分の行動に自信や意義がもてず、やるべきことに取り組めず、前に進めなくなってしまいます。
ですから、まずは自己肯定感をあげることに取り組む必要があります。
次に必要なのはモチベーションが高い仲間が集まる環境に身をおくことです。
モチベーションが高い人達は自己肯定感が高い集団です。
自己肯定感が高い人達と一緒にいると、自然と自分自身も自己肯定感が上がってきたり、自己肯定感の上げ方を身に着けていけるようになっていきます。
そして、もうひとつ自己肯定感がどうしても下がってきてしまう時にご自身に問いかけてほしい言葉があります。
それは「本当はどうしたい？」です。
あなたの心の奥底にある大切な思いに問いかけて上げてください。
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