Amazon Alexa音声履歴を取得される報道「日本を含む各国で事例はない」
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アメリカの調査会社Check Point Researchは8月13日(現地時間)、Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)に、個人情報や音声履歴などを取得される脆弱性があると発表した。取得される可能性がある個人情報にはユーザー名、電話番号、自宅の住所、銀行のデータ履歴などが含まれるという。
今回は本報道について、日本法人であるアマゾンジャパン合同会社の広報に「実際に日本のユーザーには、個人情報や音声履歴の流出などの被害はあったのか?」「調査を受け、どのような対応をしたのか?」問い合わせてみた。
「日本を含む各国で脆弱性が利用された事例はない」
まず、「実際に日本のユーザーには、個人情報や音声履歴の流出などの被害はあったのか?」と聞くと、以下のような回答が得られた。
「日本を含む各国において、今回指摘された脆弱性がお客様やお客様に関する情報の漏洩に対して利用された事例はございません」
「すでに問題への対応を完了し、システムを強化している」
また、「調査を受けてどのような対応をしたのか?」といった質問には、以下のように述べている。
「Amazonでは、お客様の個人情報の保護と当社デバイスのセキュリティーは最優先事項であり、Check Pointのような独立した調査会社より潜在的な問題点を指摘頂くことに感謝しております」
「Amazonはすでにこの問題への対応を完了しており、さらにシステムを強化しています」
Amazon Alexa、個人情報や音声履歴を取得される脆弱性
本報道の発端であるアメリカの調査会社Check Point Researchは、6月にAmazonにこれらの脆弱性を報告。すでにAmazonは問題を修正しているとしていた。今回はアマゾンジャパン合同会社による、正式な回答が得られた形になる。
本報道に関して、詳細は以下をチェックしてほしい。
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