スシロー、AIでお皿を数えるシステムを導入 店舗スタッフの確認が不要に
AI..
株式会社あきんどスシロー 公式サイトより
「スシロー」を運営する株式会社あきんどスシローは実店舗に、エッジAIによる自動会計システムを導入する。同エッジAIの開発元である株式会社システム計画研究所(ISP)が12月2日に発表した。
各席に設置したカメラを搭載したエッジAIにより、来店したユーザーがレーンから取った皿をカメラで捉え、人工知能(AI)が商品を画像認識し、価格と数を計測する。ネットワーク経由で店舗システムと連携して会計できる。会計時の店舗スタッフによる皿の確認が不要となり、会計の自動化を実現したという。
また、ディープラーニング(深層学習)を活用しながらも少量のデータで学習・評価できるISP独自のAIコアエンジンを活用し、スピーディーに学習と精度向上プロセスを繰り返すことで、レーンを流れる商品の位置や角度、照明など諸条件の違いに対応するロバスト性の高さを実現したとうたう。
「スシロー」ではセルフレジは全店に導入しており、自動案内システムも順次導入している。来店から精算まで、非接触の接客も同時に実現していると言える。ISPは、来店客が数年間で約1億5000万人におよぶ「スシロー」において、国内だけではなく、海外への店舗展開も見据え、新しい試みを推進するとしている。
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エッジAIの活用シーンや参入企業は?
なお、Ledge.ai編集部では、エッジAIについて、クラウドAIとの違い、活用シーンや参入企業など、詳しく解説している。気になる人は以下の記事をチェックしてほしい。
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