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SaaS管理サービスのBlissfullyが中企業向けの総合的なITサービスに事業拡大
AI.

Blissfullyが2016年にローンチしたときは、企業が自分の会社でSaaSをどのように利用しているか、その理解を助けることが仕事だった。しかし年月とともに同社は、特に中規模企業にはもっと幅広いニーズがあることを多く見てきた。米国時間10月8日に同社は「総合的なIT管理を提供していく」と発表した。

同社の共同創業者でCEOのAriel Diaz(アリエル・ディアス)氏によると、同社は当初SaaSの使われ方を調べるサービスを企業に提供していたが、やがて新入社員の研修や一般社員の退社の処理などにも手を広げることになり、そこで本日、総合的ITサービスへの転換を図った。

ディアス氏は「会社を始めたときの私たちのビジョンは、SaaSの時代にはITが変わる、というものだった。そこで最初のステップでは、SaaSの管理に関するものなら何でもやった。そしてその次のステップは、幅広いIT管理のビジョンという枠組みの中で、それをやっていくことになる」と説明する。

Blissfullyは、マインドシェアと支出および管理の面で、SaaSがITのますます大きな部分になっていく、と考えていた。その信念は、正しかった。そして今は、その最初の考えをもっと大きなIT管理機能に広げて行くべきときだ。

そこで本日リリースされた新しい拡張プラットホームは、これまでずっと提供してきた初期からのSaaS管理だけでなく、4つの新しいカテゴリーを提供していく。

第一は、ITの資産管理だ。「今の弊社はSaaSアプリケーションだけでなく、ハードウェアデバイスや従来からあるソフトウェアも含む顧客のすべてのIT資産を調べる能力を提供している」と同氏は語る。

そしてその次が、ヘルプデスクの管理とそのチケット発行を通じて、SaaS管理のワークフローからこぼれるようなリクエストを処理することだ。また役割ベースのアクセスコントロールにより、さまざまな人がさまざまなIT管理サービスにアクセスできるようにする。新型コロナウィルスの感染蔓延のために自宅からトラブルシュートやIT問題の管理をせざるをえない状況では、このコントロールが特に重要だ。最後の4つ目は、APIを公開して企業のITがそれを利用できるようにすること。それにより、機能性やワークフローのカスタマイズをBlissfullyのプラットホーム上でできるようになる。

ディアス氏は同社が「SaaSの管理では成熟点に達し、中企業のための拡張ITサービスの必要性が目の前にある」と言う。それは、大企業ならServiceNowのような企業から得ているサービスだ。

Blissfullyの新しいサービスは、米国時間10月8日から利用できる。

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カテゴリー:ソフトウェア
タグ:Blissfully、SaaS

画像クレジット:Alistair Berg / Getty Images
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(翻訳:iwatani、a.k.a. hiwa

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