クラウド型建設プロジェクト管理サービスのANDPADがセコイア・チャイナなどから20億円調達
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クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を運営するアンドパッドは10月12日、2020年7月に続くシリーズCのエクステンションラウンドをクローズし約20億円の資金調達を発表した。本ラウンドはMinerva Growth Partnersをリード投資家として、Sequoia Capital Chinaが新規投資家に加わっている。なお両投資家ともに日本での投資第1号案件となる。アンドパッドこれまで約27億円を調達しており、今回を合わせた累計調達額は総額約87億円になる。
リード投資家のMinerva Growth Partnersは、メルカリでCFOを務めた長澤 啓氏とモルガン・スタンレーでGlobal Internet Banking、Global Software Banking Group日本統括責任者を務めた村島健介氏、香港の独立系資産運用会社Pleiad Investment Advisorsが共同で設立。主に日本のレイトステージの未上場スタートアップを中心に投資を行うグロースファンドだ。
セコイア・キャピタル・チャイナは、TMT(テクノロジー、メディア、通信)、ヘルスケア、消費者/サービス、産業技術の4つのセクターに焦点を当てており、過去15年間で中国の約600社の企業と提携している。
「ANDPAD」は、現場の効率化から経営改善まで一元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービス。電話・FAX・メールなど、アナログな現場のコミュニケーションをチャットアプリで集約できるほか。アプリを起動すれば図面や工程表の最新のデータを確認できる。営業管理やオンライン受発注などの機能も備える。
同社によると、2016年のサービスリリース以来、契約社数2000社、利用社数5万社を超えているとのこと。国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)にも登録されており、現在14万人以上の建設・建築関係者が利用しているクラウド型建設プロジェクト管理サービスだ。
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