Adobe Sparkに新しいデザインアセットが2万種類以上追加
AI.
米国時間12月17日、AdobeはソーシャルメディアデザインツールのSparkをアップデート(Adobe発表)し、新しいデザインアセットを2万種類以上追加した。このアップデートは2020年9月にSparkにアニメーションが導入されたのに続くもので、新機能に合わせてUIも若干変更されたが、基本的には多くのユーザーがSparkですでにやっていたことがデザインアセットで拡張されたと考えることができる。
Adobe SparkプロダクトマネージャーのJustin Church(ジャスティン・チャーチ)氏は筆者に対し「起業家やマーケッターといったユーザーの方々は、プロ級の仕上がりのコンテンツを作りたいと考えていますが、実際にはデザインの経験はあまりありません。我々が公開する数万種類もの新しいデザインアセットは、このようなユーザーの方々がそれまでには作れなかったオリジナリティと創造性にあふれた目を引くソーシャルの投稿やInstagramのストーリーのようなものを制作する際にほんとうに役立つでしょう」と述べた。
チャーチ氏が指摘したように、ユーザーの多くはSparkのテンプレートを選ぶところから制作を始めている。しかし白紙の状態から始めるユーザーも多く、こうしたユーザーにとっては特にフレーム、イラストレーション、ブラシなどをすぐに使えることは利点となるだろう。
Adobe社内には大規模なコンテンツデザインチームがいて、アセットをデザインしたり外部のリソースが制作したアセットを厳選してまとめたりした。アセットはすべてタグ付けされ、Sparkの検索機能で簡単に見つけられるようになった。現時点では検索結果はパーソナライズされず、自分がすでに作ったデザインと合う検索結果にもならないが、AdobeはAIを使ってユーザーのデザインに合うアセットを見つけやすくする方法を探っている。
当然のことながら、幅広いユーザーがいるためAdobeは制作の出発点となるアセット(とスタイル)を幅広く用意している。もちろん今後さらにアセットを拡張していく計画でどのカテゴリーが人気かを注視していくが、祝日やイベントなどに関連する新しいアセットをリリースする計画もある。
カテゴリー:ネットサービス
タグ:Adobe、Adobe Spark
画像クレジット:David Paul Morris/Bloomberg / Getty Images
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(翻訳:Kaori Koyama)
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