以前、『アドラー心理学 履き違えの勇気』というタイトルで勇気と蛮勇の違いについてお話ししました。
それについてご意見やご感想を頂き、ご返答させていただいた内容をより詳しく書こうと思います。
この記事は次の方にぜひ読んでいただけたらと思います。
- コンフォートゾーンを越えたい
- チャレンジが苦しい
- コンフォートゾーンを越えてもなぜか心が満たされない
- 大きなチャレンジをしても変われた気がしない
- やればやるほど道に迷う
コンフォートゾーンはちょっと越えるだけでいい
「コンフォートゾーンを越えよう」とよくセミナーなどで言われることが多いです。
その言葉を鵜呑みにして、とんでもないチャレンジをして自分を変えようとする方もいらっしゃるでしょう。
コンフォートゾーンが越えられない理由は「勇気くじき」が続いているからです。
そこから劣等コンプレックスを抱えていくこともあるでしょう。
この状態からコンフォートゾーンを越えようとすると、蛮勇のチャレンジになるケースが多いです。
そうすると、自分の身を危険な行為を犯してしまい、場合によっては余計に勇気がくじかれてしまう状況を作る危険性もあります。
ですので、コンフォートゾーンは勇気がくじかれない小さなチャレンジからでいいのです。
大きなチャレンジをして無理に振り切るのではなく、ちょっとずつ自分の勇気を育てていくことが大切です。
人から教わることは「自己実現」レベル
人によっては他人から見て蛮勇でも自分にとってはちょっとの変化ととらえらるものもあれば逆もあります。
マズローの5段階欲求の三角形を思い浮かべてほしいのですが、人から教わることはその1番上の自己実現についてのことです。
どんなセミナーに言っても必ず自己実現を軸に話しをされることが多いはずです。
しかし、自己実現よりもはるか下、人によっては安全欲求どころか生理的欲求が満たせていない人が多いです。そういう状態で教わったことをそのままやろうとして違和感を感じながらもチャレンジしてしまいます。
その状態で自己実現欲求をあの手この手で満たそうとしても、本質との乖離があります。
ですから心が満たせないままで、自己実現を追い続けることになります。
この状態ではただただそのチャレンジが苦しいだけのものになってしまいます。
自分の欲求に気づくことが必要
自分の道に迷っている状態でなにかにチャレンジしても、結果につながらないケースは自分自身の本質的な欲求に目を向けれていない可能性があります。
ですので、その欲求に目を向けて、ちゃんと向き合っていく必要があります。
つまり、自分の状態がどの欲求部分にいるのかを俯瞰して見る必要があるのです。
渦の中に入っている状態だと、やはり「被害者意識」で物事を判断してしまいがちです。
「自分」という「枠」から一度離れて、「枠」の外から物事を観る必要があります。
「私」という存在は何を欲求しているのだろうか、何を求めているからこそチャレンジしようとしているのだろうか。
第三者として、自分を観てみると、違う新たな視点で物事を観れるようになるので、その別の視点で物事を観る訓練をしていくことをおすすめします。
その訓練をしていくうちに、自分自身の本質に気づき、本来やりたいチャレンジの道筋が見えてくるかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は「マズローの5段階欲求で捉える自己実現の罠」というテーマで、感想をいただいた中から蛮勇ではなく、自分自身の本質的な欲求からチャレンジしようということをおすすめさせていただきました。
チャレンジすることはとてもいいことです。どんどんチャレンジしていってください。
ただ、そのチャレンジが苦しかったら、一度俯瞰してそのチャレンジが「蛮勇」になってしまっていないかを確認してください。自分を大切にしてはじめてコンフォートゾーンは越えられます。
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