
言葉のブーメランのより良い活用法
あなたは「言葉はブーメラン」という言葉を聞いたことがありますか?
人を中傷すると、その言葉がそのまま自分に返ってきたり、
言い放った言葉が「あなたがそれをやっていますよ」と言われてしまうようなことを「言葉のブーメラン」といいます。
これは何が起こっているのでしょうか。
言葉は感情を表します。
表した感情を相手が受け取ったときに、相手もその感情に反応します。
例えば「あなたは口が悪い」と相手に言った時に、あなたは不快感を相手にぶつけています。
その不快感を表す言葉に相手も感情が動き「あなたのその言い方のほうが悪い」と返してくるのです。
相手に悪意をぶつければ同じ分だけ返してきます。
人には相手に傷つけられた分、その傷を癒やす防衛本能が働きます。
つまり、相手に言い返すことでプラマイゼロへとしていくのです。
結局、相手に悪意をぶつけても物事をよくすることはできません。
でしたら、悪い言葉のブーメランではなく、いい言葉のブーメランを返してみてはどうでしょう。
相手を敬えば自分にも敬う言葉が返ってくる。
相手を称賛すれば自分にも称賛する言葉が返ってくる。
自分に返ってきてほしい言葉を使うようにするのです。
そうすると、常に自分がハッピーになれるわけですね。
暴言を吐かれた人は、処理能力が61%下がる
あなたは暴言をどう思いますか?
アメリカのジョージタウン大学の教授 クリスティーン・ポラス氏の研究結果によると次のようなことがわかりました。
1:直接暴言を吐かれた人は、処理能力が61%、創造性が58%下がる。
2:自分に対してではないが、自分の所属しているグループに対して暴言を吐かれた人は、処理能力が33%、創造性が39%下がる。
3:他人が暴言を吐かれるのを目撃しただけの人でも、処理能力が25%、創造性が45%下がる。
処理能力は「アナグラムパズルの成績」、創造性は「ブレインストーミングで提案できたアイデアの数」を基準としています。
行動心理学的視点からはこういう背景があるようです。
面白いのは、「赤の他人が暴言を吐かれるのを目撃しただけでも能力が下がる」ということです。
そうであれば、味方同士で暴言を吐き合えば協力しづらくなり、敗北が近づくのは誰にでも想像がつきますが、たとえ仲間ではなく敵を煽る行為だったとしても、自分が暴言を吐くことによってチームメイトのパフォーマンスを引き下げてしまうということになります。
また、「暴言を目撃した人は非協力的になる」といったことも書かれていますので、チームワークの面でもデメリットがあることがわかります。
普段からまわりのパフォーマンスに気をつけて言葉を選びたいですね。
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