幸せに生きられる人と生きられない人の違い5選
#アナタノミカタ 

幸せに生きたい。誰しもが望んでいることだと思います。幸せの条件は、「お金に恵まれること」「良質な人間関係」「健康でいられること」と、よく言われますが、幸せってそもそもどうゆうものなのでしょうか?

お金に恵まれて、学歴もあって、社会的に成功していても不幸に感じている人もいれば、お金がなくても、学歴がなくても、社会的にも目立たなくても、幸せそうに笑っている人もいます。そこで、幸せに生きられる人と、生きられない人の違いを5つに分けて解説します。

 

 

 

1.くよくよ悩むか元気でいるか

何かあった時に、「あんなこと言わなかったら良かった」とか、「あの時こうしていれば…」とか、過ぎてしまったことをくよくよと悩む人がいます。こんな人は、幸せに生きることは難しいと思います。その反面、起きてしまったことは起きてしまったことでどうしようもないので、気持ちを切り替えて、元気よく笑顔で過ごす人もいます。こんな人は、ストレスをあまりため込まないので、くよくよ悩まずに幸せな気持ちで生きています。たとえネガティブなことが起きたとしても、「どうしてこうなってしまったんだ」「何が悪かったんだ」と悩むのではなく、それが本当はどうなったら良いかをイメージして、リセットできれば幸せな気持ちになれるでしょう。そうは言っても、無駄だとわかっていても、くよくよ悩むときってありますよね。悩みがちな人は、大抵自分に自信がありません。物事に前向きになれず、くよくよ悩む癖がついています。そして気持ちの切り替えがうまくできないのかもしれません。ネガティブな考えが浮かんだら、これは悪い癖なんだと気づき、ポジティブに考えるように捉えなおしてみてください。人は毎朝、起きた時にその日1日を幸福に生きるか、不幸に生きるかを選択しています。幸せに生きると決めれば幸せに結びつく行動に繋がっていきますし、不幸を選択すれば不幸になる行動を、おのずと選択しているのかもしれませんね。

 

 

2.使う言葉や姿勢が違う

幸せに生きられる人と、生きられない人は日常でよく使う言葉や姿勢が違います。

幸せに生きられない人は、使う言葉も姿勢もネガティブです。例えば、「○○だったら良かった」とか「○○のせいでこうなった」とか「○○になりそうで不安」「○○になったらどうしよう」こんな言葉を使っている人は、後悔と不安で思考が埋め尽くされているので、幸せな状態ではいられません。姿勢も猫背で、笑顔が少なく、憂鬱そうな表情で終始過ごしています。反対に、「あんな風になったらいいな」とか「よくやったなー」「次は○○になる様にしよう」などポジティブな言葉を使う人は、前向きでいつも活力があり、背筋がピーンと伸びていて、胸を張った姿勢でいます。表情も明るく、幸せをつかみ取ることに努力を惜しみません。人は、背筋を伸ばして胸を張り、ニコニコ笑いながら落ち込むことはできません。また、猫背でうずくまった状態で、頭を抱えて楽しい気分を味わうことも難しいでしょう。幸せに生きたいと思うなら、まずは形から、背筋を伸ばして、笑顔を作ってみましょう。時には鏡を見ながら、自分自身をチェックすると良いかもしれません。そして、使う言葉も、「失敗した」と浮かんだら「取り返しのつかないことになる前に気づけて良かった」と、「しんどいなー」と浮かんだら「しんどいと感じるってことは、成長している証」など、プラスの言葉にして口に出すようにすると良いかもしれません。

いつも姿勢が良く、笑顔でポジティブな言葉を使う人は、幸せな時間を過ごしやすいと思います。

 

 

 

3.基準が「楽しい」かどうか、「やりたい」かどうか

幸せに生きられる人は、どんなことをやる時でも、それが「楽しい」かどうか、「やりたい」かどうかを判断基準にしています。「これをやってみたい」と思ったら、自分の気持ちに正直にやってみる。そんな人はいつも新しいことにチャレンジしていて、退屈する暇はありません。楽しいこと、やりたいことを選んでいるので、一人でもそれに没頭することができます。そして、どんな事でも、楽しく感じる工夫ができるので、日常の些細な事でも楽しんでやることができます。

他人の意見に流されず、自分の意見を尊重して自分に正直に行動しています。ですから、自分で目標を決めて、楽しみながら努力することができ、自分の仕事をきちんと管理することができます。自分の楽しみや、やりがいを大切にするので、他人のことも尊重でき、周りには人があふれています。逆に、幸せに生きられない人は「楽しい」かどうかより、「やらなければならない」かどうか、「やるべき」かどうかを判断基準にしているので、自分の気持ちは二の次になり、大切にできません。そして、やりたくない仕事を引き受けてしまったり、やりたくないから管理もできず、いつもギリギリで怒られてしまったり、負の連鎖に突入していきます。幸せに生きられるかどうかの分かれ目は、自分の気持ちをどれだけ大切にできるかにかかっているかもしれませんね。

 

 

 

4.他人を信頼できる

幸せに生きられる人は困った時に相談したり、愚痴を言う相手がいます。自分が好きだと思う人と頻繁に接していて、周囲の人の幸せも自分の幸せも同時に考えることができます。多くの人と接して、価値観を広げていくこともできます。色んな人に出会うことで、自分が持っている価値観や考え方をブラッシュアップするきっかけにもなるので、より豊かな価値観を得ることもできるでしょう。逆に、幸せに生きられない人は、他人は全員、敵かライバルと捉え、人に気を許さず常に一人で現実と闘っています。ある意味強いのかもしれませんが、人は、人と触れ合うことで幸福感を得るという社会的な側面を持っているので、このような考え方を貫けば幸福感は遠のいていきます。孤立しているな、と感じて辛い時は誰かに悩みを打ち明けてみてもいいかもしれません。信頼できる人がいるという事は、自分の味方がいるという事なので、安心感も生まれ、生きるのが楽になります。他者を信頼できるかどうかは幸福に生きられるかどうかの分かれ目かもしれませんね。

 

 

5.周りに貢献する

幸せに生きられる人は、自分を大切にしながら周りの人に貢献しています。誰かのために何かをしたり、チームのために貢献したり、それをすることで周りからも感謝され、豊かな人間関係を作っています。この貢献は、自己犠牲の上にあるのではなく、自分の軸はしっかりした上で、成り立っているので、進んで貢献している印象です。自分が生かされていることや、周りの人やチームに感謝しているので、周りにいる人も幸福そうにしています。同僚や通りすがりの人に支援の手を差し伸べる、こうした利他的行動をすると、良いことをしたなという満足感も得られ、他者も自分も幸せになることができます。つまり、誰かのために活動して、貢献することができれば、幸福感を得やすいということです。そして、この貢献は、自己犠牲の上に成り立つのではなく、自分も相手も幸せな状態でいることがポイントです。それに引き換え、幸せに生きられない人は、他者とあまり関わることもなく、孤立しているので自己肯定感も低く貢献感はほとんどありません。時には、自分のまわりに「ありがとう」という言葉や雰囲気が溢れているかどうかを、感じてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

まとめ

幸せに生きられるかどうか、ポイントは3つです。

1.自己受容

つまり、自分を好きという感覚です。それはもちろん、できている自分、自分はすごいという事を認めることでもあるのですが、できていない部分、ふがいない自分をも受け入れてそのすべてにOKを出すということ。

2.他者信頼

これは、他者を信じることができて、自己開示できること。周りは敵だらけなのではなく、世界は優しいということを知ることです。

3.貢献感を得る

決して自己犠牲することなく、周りに貢献する。貢献することで感謝が生まれ、自己肯定感が高まっていく。

この3つのうち一つでも増えれば人は幸せを感じるし、ひとつもなければ不幸になっていきます。

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