ウザッ…かかわると面倒くさい人 5選
#アナタノミカタ 

職場や知り合いの中に関わるとウザッって人、関わると面倒くさい人っていますよね。

しつこいし、意地悪だし、いちいち細かくてうるさいし、過干渉。あるいは、口を開けば愚痴や誰かの悪口ばかり。自信過剰で、プライドが高く、些細なことでキレてくる。また、自慢話が多くて、一方的に自分の話をくどくどしてきたり…

 

こんな人とは、できれば関わりたくないですよね。しかし、職場や、友人関係の中でどうしても関わらないといけないこともありますね。今回は、こんな関わると面倒くさいタイプを5つに分けて解説します。

 

 

 

1.自分の話ばかりする人

ちょっと聞きたいことがあって質問しただけなのに、前置きがすごく長くて、くどくどと話をする人がいます。こちらは、簡潔に答えてもらいたいと思っているのに、とにかく説明が長くて、なかなか結論にいたらない。その上しつこくやり方を指導してきたり、意地悪な言い方をしたり、挙句の果てには自慢話が始まっていつまでたっても終わらない。こんなタイプの人は承認欲求が強く、自分がすごいという事を相手に示して、認めてもらいたいと潜在的に思っています。承認欲求自体は、決して悪いものでありません。認められたいがために、目標ができたり、そこに向かって努力できたり、健全に使える人なら大丈夫です。しかし、承認欲求が強すぎて、自慢ばかりする人は、それができないので周りは困りますよね。こんな人は、実は自信がなかったり、他者に認められることで自分を保っています。ですから、話を聞いてくれる人を見つけると、相手の時間を奪ってしまうという事を考えずに自分の話を一方的に話してしまいます。

こんな人に関わってしまったとき、相手の話を真剣に聞きすぎると、相手は嬉しくなってどんどん話が長くなってしまうので、「そうですね」とか、「なるほど」といった当たり障りのない相槌を打って、早めに話を切り上げてしまいましょう。なかなか切り上げられないときは、

○○時から予定があるのですが、など時間制限を伝えるのも一つの方法です。

 

 

2.自分の意見が通らないとキレる人

面倒くさい人の中に、自分の意見が通らないと不機嫌になったり、キレたりする人がいます。自分のことを中心に考えているので、他者の気持ちを考えることはあまりなく、自分の意見を通すために横暴な振る舞いをすることもあります。自分のやり方が全てなので、違うやり方や、仕組みが気に入らないと、文句を言って変えようとします。時には、周りの人の気持ちを考えず、自分の気が済むまで文句を言い続けたり、反発してチームの輪を乱したり、ルールやシステムを無視して好きなように行動してしまったりすることもあります。

このタイプはプライドが高く、上から目線で相手を見下すような態度をとるので、高圧的で、傲慢、態度が大きいといった印象があります。競争心が強く、どんな時も自分が勝っていないと気が済まないという、負けず嫌いな一面があるので、正面から否定されるようなことがあると、キレたり、マウンティングしてきたりします。その上、絶対に自分が正しいという自信があるので、強気な態度をとります。このタイプの人は、自分の考えが一番だと思っていて、都合の悪いことは認めたくないのです。そして、相手より優位に立ちたいという欲求があるから、怒りの感情をぶつけてきます。たとえば、このような人に、怒りをぶつけられたとしたら、正面から受け止めず、受け流すようにして、意見をせず、なるべく関わらないようにするのが良いかもしれませんね。

 

 

 

3.ひがみっぽい人

ひがみっぽい人に関わると、面倒くさいですよね。迂闊なことを言うとすぐに嫉妬の対象にされてしまうし、扱いに困ってしまいます。

このタイプの人は、常に他人と自分を比べていて、比較すること自体が癖になってしまっています。「自分のほうが優れているのに、あの人ばかり評価されている」とか、「自分は我慢しているのにあの人は自由気ままに振舞っている」と感じると、嫉妬の気持ちがでてきます。その原因は、その人が育ってきた環境によるところが大きく、親や兄弟との関係から来ていることもあります。そして、自分が嫌いというコンプレックスを持っていて、人生に対して不満を抱いているので、人と比べて恵まれていないと感じるとひがみっぽくなってしまいます。この背景にあるのは、他者に認められたいという欲求です。本当は自分が他者から羨ましいと思われたいのかもしれません。

ひがみを回避するためには、プライベートな事など、自分から情報を与えず、距離を置くと良いでしょう。ひがみの対象がお金や持ち物などに関してひがむなら、相手が反応しそうなものを身に着けないなど、なるべく目立たないようにするのも一つの方法です。

このタイプの人とは、なるべく距離を置くといいのですが、どうしても付き合わなければならない場合は、相手を立てつつ頼るようにすると、自尊心が高まり、ひがみの対象になりにくいです。

 

 

4.干渉好きでおせっかいな人

相手の都合を考えず、些細な事でも細かく口を出してくる干渉好きな人っていますよね?本人は過干渉だとは思ってなく、良かれと思ってついやり過ぎてしまい、周囲の人からは余計なおせっかいを焼く人というイメージを持たれてしまいます。

このタイプの人は、自分の価値観を押し付けてくるため、自分と同じようなタイプの人とはうまくいかず、機嫌を取ってくれる人を好みます。

そして、誰かに必要とされたい、すごい人だと思われたい願望を持っています。自分の存在意義を知るために、他人のことが気になってしまうのかもしれません。干渉することで、相手に依存している場合もあり、困っていない人を無理やり助けることもあります。このタイプの人は、何とか他人とつながっていたいという欲求があり、構う人がいないと不安になります。ただ、人のことを思って行動していることが多いので、冷たくあしらうと急に態度を変えてきたりします。こんなタイプの人には、感謝の気持ちだけを伝えて、必要最低限の付き合いにしておくと良いかもしれません。

お願いしないことをやってくれたり、アドバイスをしてくれたりする時に、相手は良かれと思ってやっているので、ひとまず「ありがとう」と感謝の気持ちを伝え、少し距離を置くようにすると良いかもしれませんね。

 

5.かまってちゃん

承認欲求が強く、常にかまってほしがるような人がいます。いわゆるかまってちゃんと呼ばれるこのタイプは「誰かの気を引きたい」「相手にしてもらいたい」という欲求が強く自分に注目が集まっていない状態に不満を持っています。

常に相手にされないと気が済まない原因として、重度の寂しがり屋であることが挙げられます。他人に評価されたいという気持ちが強すぎるあまり、体調不良をアピールしたり、話を大げさにしたり、ネガティブな発言が多いのが特徴です。このタイプの人は自分をしっかりと持っていない人が多く、一人で行動することや、自分の考えをしっかりと持つことが苦手です。自尊心が低く常にだれかに必要とされている感覚がないと、不安や心配を感じてしまいます。誰かに依存して甘えることで、自分の存在を受け入れてもらっていると確認したいのかもしれません。このタイプの人は、周囲のことや気持ちを考えられないところが特徴で、自分だけに目を向けてほしいと思い、相手が自分のことだけを思うことで満たされることもあり。自己評価が低い分、注目してもらうことでそれを埋めようとします。こんな人に関わって、常に気を使わなければならない状況に追い込まれると疲弊してしまいます。関わるときは、事実だけを簡潔に伝えて、関わり過ぎないようにすると良いかもしれません。

 

 

 

まとめ

関わるとウザい人の特徴をあげてみましたが、どのタイプも共通して言えるのは、承認欲求が強いという事です。自分に自信がなくて、認めてもらいたい、その「本心」が人にまとわりついたりする行動に繋がっています。多くの場合、自覚がないため、周りを困らせていることに気づいていません。本人は、間違っていないと思っているので、注意したり、意見したりする時は、よほど伝え方を工夫しないと、どんどんエスカレートしていきます。

手に負えないと思う場合は、適度な距離間で付き合いながら、積極的に近づかないことがポイントです。事実だけを伝え、付き合いは必要最低限にしたいですね。

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