知らないうちに嫌われる人の特徴
#アナタノミカタ 

自分はいつもと変わらないつもりなんだけど、何となく周りがよそよそしい。みんなが盛り上がっている会話に参加したら、急に盛り上がらなくなった。あるいは、会話に入ろうとすると、ごまかされたりした経験ありませんか?

「あれっ?もしかしたら、私、嫌われてるの?」あるいは、「あの人って嫌われてるんじゃないかな?」って感じたことありませんか?

今回は、そんな、本人は悪気がないのに知らないうちに嫌われてしまう人の特徴を見てみましょう。

 

 

 

自分の好きなことだけを一方的に話す

自分の好きなことを夢中になって話す人っていますよね?特に、自分が誇らしいことや聞いて欲しいこと、褒めてほしいことなどを話す時は要注意です。人は、自分の話を聞いてもらうと満足しますが、一方的に相手の話ばかりを聞かされると退屈してしまいます。特に無理やり共感を求めるような話し方をされると、初めは楽しく話していても、度が過ぎるとうんざりして、もうその人と話したくないと感じてしまいます。

自慢するわけじゃないんだけどねなどと前置きをして話されたりすると、またかと、逃げ出したくなるものです。そうかといって、謙遜するのも良くありません、「今回のテスト全然できなかったんだよね~」と言いながら学年1番だったりすると、結局自慢したいだけなのが伝わり、不快感を招いてしまいますよね?こんな時は、素直に「私、頑張ったよ」と伝えたほうが好感を持ってもらえます。

 

 

相手をほめ過ぎる

相手に良い印象を持ってもらおうとして、相手を褒めることがあると思います。褒めているので良いのかというと、ほめ過ぎると裏目に出てしまいます。

例えば、「君、新人なのにすごいね!」という場合、新人はできないだろうという前提が見えてしまうのでバカにされたような気がして、褒められた気がしない人もいます。

また「そんなこともできるんだ!」というような場合、できないと思っていたという前提を感じてしまうと、やっぱり馬鹿にされたように思い不快になってしまいます。

相手を褒めているつもりでも、上から目線だなと相手が受け取ると逆効果になってしまうので、要注意です。

また、褒めることで何か見返りを求めているような下心が見え隠れすると、相手に警戒されてしまいます。褒めるときは状態ではなく、行動を褒めて、それにより自分がどう感じたかを伝えると、好感を持ってもらえますよ。

 

 

自分の非を認めない

ミスをしたり、トラブルの原因を作ってしまったときに謝れない人がいます。「私は悪くない」「そんなこと言った覚えはない」など責任逃れの言葉を使う人は、敬遠されやすいです。トラブルが発生すると、言い訳したくなりますが、そんな時は深呼吸して気持ちを落ち着かせましょう。たとえ直接の原因が自分になかったとしても相手に迷惑をかけたのであれば、言い訳しないで素直に謝罪するようにすれば、相手も悪い気がしないものです。タイミングよく「ごめんなさい」と声をかけてくる人は、不思議と憎めないものです。

 

 

言っていることとやっていることが違う

言っていることと、やっていることが違う人がいます。「他人に迷惑かけたら謝るのが普通でしょ?」などと人には強く言うのに、自分は謝らなかったりする人や、「待ち合わせ時間はちゃんと守ってよ!」と人には言うのに自分は遅刻してきたり、こんな人は信用をなくしちゃいます。完璧主義が高じて、自分ができないことを他人に強要したり、自分が出来ないことを認められない人は、他人から付き合いにくいなと思われてしまいます。こんな時は、完璧主義を手放して、できない自分を素直に認めて、受け入れてみましょう。自分に優しくできると、不思議と他人にも優しくできるようになります。

 

 

自分に自信がない

自分に自信がない人は、相手の気持ちが気になり過ぎて、自分の考えや気持ちを伝えることができません。常に相手に合わせてしまうので、度が過ぎると相手は何を考えているのかわからず、付き合いにくいなと感じます。例えば、みんなで食事に行ったときに食べるものを決められなかったり、待ち合わせ時間や場所を決めるときに常に人に合わせるような人は主体性を感じられません。このような人は、感情がつかめないので相手はどう接したらいいのかわからず、戸惑ってしまいます。自分がどう思っているかを、相手を傷つけないように伝えていくことが人間関係を円滑にするポイントです。たとえば、「私は、○○と言われて、○○と思った。」のように「Iメッセージ」で伝えるようにするとネガティブなことも受け入れられるし、ポジティブなことは、より好感をもってもらえるので試してみてください。

 

 

まとめ

相手がどう思うかは相手の気持ちなので、分からないものですが、人間の心理には一定の法則はあります。知らないうちに嫌われてしまう人は、嫌われたらどうしよう、自分は嫌われるんじゃないかと思っていることが多いです。コミニュケーションは感情の交換をすることなので、相手の話をよく聞き、自分の感情を「Iメッセージ」で伝えるように意識することが大切です。そして、自分のことをダメ出しすることをやめて、できない部分も丸ごと全部受け入れて、好きになりましょう。自分のことを好きになると、相手の言動も受け入れられるようになるので、相手が自分を好きになってくれることを信じられるようになります。このビリーフができれば知らないうちに嫌われることはなくなっていくでしょう。

 

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