長く続くカップルと、すぐ別れてしまうカップルの違いは何でしょう?
多くのカップルが『価値観』という壁を越えられずに破局します。
それは結婚してからも同じです。
今回は、結婚を失敗に終わらせないためにも、交際中に確認しておきたい彼氏・彼女の『価値観』5選を紹介していきます。
1.食生活
まず初めに、確認しておきたい価値観の1つ目は『食生活』です。
朝食は食べるのか食べないのか?和食派なのか洋食派なのか?
お酒を飲むのか飲まないのか?お菓子は食べるのか食べないのか?
ジャンクフードはどこまでOKなのか?
お互いが好き勝手に各自で食事をとれば良いと考える人なのか?一緒にご飯を食べたい人なのか?
こうした、ありとあらゆる『食生活』に関する価値観は、事前に知っておく必要があります。
どこまで許容できるのか、どこまで相手に合わせられるのかを自分の中で線引きしましょう。
一緒に生活をしていく限り、完全に『食生活』を別にしていくことは難しいです。
また、この『食生活』は一緒に暮らして行く上でとても大切です。
人間関係は、食事を一緒にする回数が増えるたびに関係が深く良くなります。
これはカップルだけではなく、家族関係にも言えることです。
だからこそ、結婚を考えた時には『食生活』の価値観をしっかりすり合わせる必要があるんです。
2.生活サイクル
次に、確認しておきたい価値観の2つ目は『生活サイクル』です。
朝、何時に起きるのか?といった事から、朝食はいるのか?
夜は何時に帰ってきて、何時に夕飯を食べ、何時に寝るのか?
土日も同じ時間に起きるのか?
掃除や洗濯は何時から始めるのか?
という諸々のサイクルが異なると、同居生活自体が苦痛なります。
何日までに何時までに、これをやっておきたいというスケジュールが上手くいかないストレスと、「生活音」というストレスの二重苦です。
せっかく落ち着いて休めるはずの家が、気持ちが休まらない、帰りたくない、苦痛がいっぱいの家になってしまうんです。
今まで別々の家で暮らしていた2人が1つの家に住むんです。
交際中に相手の仕事や休日の過ごし方を確認して、どのラインまでならOKなのかを事前に確認しておきましょう。
同棲するメリットは、この『生活サイクル』の確認にあります。
このすり合わせが同棲中に上手くいくかどうかで、別れを選ぶのか結婚するのかが決まると言っても過言ではありません。
お互いにとって居心地の良い生活パターンを2人で作っていく事を大切にして下さい。
それが、「結婚」生活を居心地の良い空間にすることに繋がっていくんです。
3.交友関係
続いて、確認しておきたい価値観の3つ目は『交友関係』です。
相手と、相手の周りの人たちとの付き合い方や付き合う頻度を知っておくことが大切です。
休みの日に、どれくらい友人と出かけるのか?友人を家に招くことが頻繁にあるのか?
会社の人付き合いに貴方も付き合わなければいけないのか?
相手の実家へは月にどれくらい顔を出さなければいけないのか?
親戚とは疎遠なのか?上手くやっていかなければいけないのか?
逆にこちらの親と上手くやってくれるのか?
友人を家に読んでも良いのか?
などなど…
キリがないです。
けれど、ここをなあなあにして見ないフリをして結婚すると悲惨なことになります。
『交友関係』ほど変えられないものはありません。
この価値観を許容できなかったり、否定してしまうことは、相手の友達や親を否定することになります。
それは相手の人生を否定することです。
結婚前に普段の『交友関係』を知り、どの程度時間を費やすのか確認しておきましょう。
そして、お互いの許容範囲はどこまでなのかを良く話し合いましょう。
どちらかだけが我慢することのないように2人で考えていくことが必要なんです。
4.金銭感覚(何にお金を使うか)
そして、確認しておきたい価値観の4つ目は『金銭感覚』です。
金の切れ目が縁の切れ目という言葉があるように、一緒に生活していく上で非常に重要です。
自分や相手が何にどれだけお金を使うのか考えたことはありますか?
どれだけ高収入でも、家庭には1円も入れずに遊びに使っているという人もいれば、景気良く交際費に使って貯金が0円だという人もます。
また、お財布をおなじにしたとしても、食費に注ぎ込む人がいれば、子どものお稽古ごとや家族旅行などのイベントに全力投資する人もいます。
この価値観が違うと、「そんな事に使うなんてオカシイ!」「何の為にそんなに使うの!?」とケンカになり、ギスギスした家庭環境になり兼ねません。
ケチと倹約家は紙一重です。
どちらかに家計を任せて気にしないのか?稼いだお金だから口を出すのか?全く別々の家計にしていくのか?
結婚前に知っておかないと「こんなはずじゃなかった」「独身の方が良かった」と後悔します。
5.子ども
最後に、確認しておきたい価値観の5つ目は『子ども』のことです。
人によって、子どもが欲しいか欲しくないのかが変わってきます。
子どもの人数も、1人がいいのか2人がいいのかも違います。
また子育ては女性が全て行うと思っている人もいれば、2人で協力して行うと考える人もいます。
人によっては、義実家やベビーシッター、保育園に任せたら良いと思っている人もいます。
また、子どもの発育に興味がある人と全く関心がなく、育児ではなく仕事をすることが家族の為になると思っている人もいます。
何が正解で、何が間違っているのか、それは人によって違います。
両親の育児に関する価値観が違うと子どもは大変です。
お互いが結婚を視野に入れたお付き合いをするなら、『子ども』については早めに話しをしておく事をおススメします。
まとめ
「結婚したら変わってくれる」「子どもができたら大丈夫」それは一部の人だけです。
相手が変わってくれることを期待するというのは、相手を否定することです。
変わって欲しいという気持ちは、相手が好きなのではなくて、自分の理想とする相手が好きなんです。
だからといって全てを相手の言うとおりにする必要はありません。
逆に、あなたが相手の理想のロボットではないからです。
大切なことは「歩み寄る」ことです。
相手のために、どれだけ譲歩できるのかを「結婚」前にしっかり話すことが大切なことなんです。