職場の人、友人、恋人、家族、近所の人。何処に行っても人間関係はついてきます。好きな人も、苦手な人もいろんな人がいますよね?周りと上手くやろうとするとすればするほど、上手くいかないときもあり、疲れるときもありますよね。そんな時に、いつも楽しそうにしている人をみると、あんな風になれたらいいなと思うもの。そうは言っても、いつもうまくいくとは限らない、人に気を使ってばかりいると疲れてしまう・・・そんな時にやって欲しい5つのことがあります。人間関係に疲れたなあと思ったら、試してみてください。
<1>いい人をやめてみる
相手と上手くやろうとしていい人になる努力をしていませんか?相手の気持ちを考えることは大切なことなのですが、時に考えすぎて不必要なまでに良い人を演じてしまっている時があります。こんな時は、演じている自分と、本来の自分とのギャップに疲れてしまいます。自己犠牲をしてまで相手に合わせてるな、って気づいたら、一度いいひとをやめてみましょう。「嫌なことは嫌」なのです。「やりたくないことはやりたくない」と声に出してみましょう。我慢せず「自分が嫌なことをやらない」ということに許可を出してみましょう。嫌なことややりたくないことは、断ることも時には必要です。
<2>嫌われる勇気を持つ
みんなとうまくやりたいな、嫌われたくないな、と誰しも思いますよね。でも、「嫌われてはいけない」と決めつけてしまうと、常に良い人になろうとするので、理想が高く、他人の評価が気になり続けます。苦手な人とも良い関係を作ろうとするので、苦手な人といつも一緒にいることになってしまうこともあります。こんな自分に気づいたら、相手の顔色をうかがうのを一度やめてみましょう。自分を大切に考えてみて、苦手な人と一緒にいるメリットを考えてみてください。そして、さらにその人に嫌われたときどんなダメージがあるか考えてみてください。どんなに相手に気を使っても、嫌われるときもあります。相手の感情をコントロールすることはできないので、相手がどんな感情でいたとしても、大丈夫な自分になる。時には「嫌われてもいいや」くらいの気持ちになりましょう。
<3>切っても良い人は切る
この人嫌だな、苦手だなと思いながら一生懸命相手に合わせていることありませんか?自分の気持ちを殺して相手に合わせていると疲れてきますよね。そんな時は、苦手な人とちょっと距離を置いてみましょう。距離を置くと言われて気が咎める場合は、その人がいないと困る理由を考えてみてください。じっくり考えてみていなくても困らないと思うなら、無理をして付き合う必要はありません。その人が、仕事の関係など、どうしても必要な人ならば、必要最低限の関りにしても良いのです。勤務時間以外は関わらない、食事に誘われても、気分がのらないときは断ってみるなど自分の気持ちを大切にしてみましょう。
<4>自分の時間を大切にする
だれかと一緒にいるのをやめて、ひとりでのんびりするのも大切なことです。自分の時間を大切にして心を休めてみる。例えば、ひとりで出かけたり、旅行したりするのもいいですね。趣味に打ち込むなど、好きなことを思いっ切りやってストレスを解消してみましょう。ひとりでいる時間を作って自分を大切にすると、だんだんひとりでいることに慣れてきます。自分は自分、相手は相手、それぞれ別の価値観で生きている別々の人なのです。課題の分離をして、自分ひとりで居てもOKな自分になれば、人間関係の悩みも軽くなっていきます。
<5>他人は変えられないと認めてしまう
こんなに気を使っているのに、どうしてうまくいかないんだろう。そんなふうに思うとき、相手の行動が変わって欲しいと思っていませんか?自分が努力したら、対応を変えたら相手が自分にとって心地よい対応をしてくれるのではないか。そんな風に考えているとしたら、深呼吸をしてみてください。相手を変える努力は頑張るだけ無駄なのかもしれません。過去と他人は変えることができないのです。変えられるのは、未来と自分です。思い切って他人は変えられないと認めてしまいましょう。認めてしまえば、無駄な努力をすることなく自分ファーストの人生に変わっていきます。
まとめ
社会の中で生きている以上、人間関係はついて回ります。相手の気持ちを考えすぎて自己犠牲をする習慣があると、だんだんと人間関係に疲れていきます。どんなに相手に気を使っても、相手の気持ちがプラスの時ばかりとは限りません。相手は相手の価値観で生きていますから、自己犠牲してまで合わせていくと苦しくなっていきます。好意的に接してくれるかどうかは相手次第です。それならば、自分は自分の心地よい状態でいたほうが良いのです。自分一人でいてもOKな状態で、幸せにいきていれば自然体の自分にあった人が傍にいるようになります。人間関係に疲れたなあと思ったときは、一人になってみて、自分を大切にしてみましょう。