何だか気になる人ができると、だんだん想いが強くなってきて、やがて、両思いになりたいと願うようになりますよね。だけど、なかなか両思いになるのって難しい。嫌われちゃうのが怖くて、声が掛けられなかったり、遠慮しちゃったり。でも、本当は仲良くなりたいから、好きな人と両思いになれる方法があったら知りたいですよね。恋に悩める女子ならだれでも思う永遠のテーマです。好きな人への一方的な思いが募ると辛いですし、できれば片思いから脱出して両思いになり、幸せになりたいものです。そこで、両思いになりたいときにやるべきことをいくつかお話しします。もちろんコミュニケーションのひとつなので絶対という事はありません。ですが、効果があると言われている方法をいくつかお伝えしていこうと思います。
1.接触頻度を増やす
2年や3年に1回しか会わない人はあまり印象に残りません。毎日顔を合わせる人と、1年に1回しか会わない人、どちらに親しみが湧くでしょうか?やはり顔を合わせる頻度が高いほうが印象に残りやすいですし、しょっちゅう会っている人には、なんとなく親しみが湧いてきますよね。そして、たまにしか顔を合わせることがないうえに、印象が薄いと恋が叶う可能性はかなり低くなります。両思いになりたかったら、まずはコミュニケーションの回数を少しずつ増やしていきましょう。いつも、さりげなくそばにいて、ふっと顔をあげたら、一瞬だけ目が合う、なんてことが頻繁にあると相手もあなたをだんだん意識し始めます。そして、共に時間を過ごす機会があるならば、一度に長い時間一緒にいるのもよいですが、短い時間でもよいので何度も接触するのが効果的です。接触回数が増えるほど好印象を持つようになるこの心理現象をザイオンス効果と言います。いわゆるマメ男がモテるのはこのためで、好意を持っている人とはできるだけ接触する回数を増やせばよいという事です。ですから、その方とあまり会えない間柄なら、用事を見つけてことあるごとに連絡を取ると良いでしょう。そして、物理的に会えないのなら、電話や、SNSのメッセージなどでも良いので、こまめにコミュニケーションをとるようにしましょう。スタンプだけでもOK、短い文章で、返信が簡単なものを、うっとおしくならない程度の頻度で送っていると、なんとなく親しみやすくなり、だんだんと想いが通じるようになりますよ。
2.ドキドキ体験を共有する
吊り橋効果というものを聞いたことがあるかもしれません。これは、恐怖や不安を一緒に体験した人に恋愛感情を抱きやすくなる心理効果です。揺れる吊り橋の上で出会った男女は、吊り橋が揺れて緊張でドキドキしているのを恋のドキドキと錯覚して恋に落ちやすくなるといわれています。運動部の部活動などで一緒だった男女が付き合うのが多いのもこれと同じで、運動によって心拍数が上昇している時に同じ行動をしたり、先輩や顧問の先生などに怒られるという恐怖体験を共有しているため、運動や恐怖に対するドキドキと、異性に対するドキドキを勘違いして恋に落ちたと錯覚してしまうわけです。錯覚でもなんでも、恋に落ちたと思ってしまえば、それはもう恋として思い込んでしまうのが人間なので、一緒にスリルを味わう体験は二人の仲を近づけます。つまり、恋愛においては、このような吊り橋効果は有効なきっかけになります。しかし、いかに有効と言っても、気になる人と本当に吊り橋を渡るというのは、なかなかチャンスがないかもしれません。ですが、「一緒にドキドキする」ことが吊り橋効果の発現に必要な条件なので、一緒にスリリングな映画をみたり、一緒に運動をするなど心拍数が上がるドキドキ体験を共有すると両思いになりやすいです。試してみる価値はあると思いますよ。
3.相手の「好きなもの」に関心を持つ
好きな人ができると相手のことが知りたくなり、根掘り葉掘りプライベートな事を聞きたがる人がいます。相手もある程度好意を持ってくれていて、仲良くなっていればそれも良いかもしれませんが、まだあまり親しくなっていない場合は、踏み込み過ぎて引かれてしまうこともあります。相手のプライベートな事も気になるとは思いますが、それよりも先に相手がどんなことに関心があるのか、そこを聞いてみましょう。あなたが想いを募らせている彼の趣味や好きなものはなんでしょうか?自分の趣味や好きなものの話を熱心に聞いて貰えたり、共感されたりすることは誰にとっても至福の喜びです。特に価値観が同じだと感じられる人とは仲良くなりたいですし、特別な存在にもなります。なので、好きな人と話すときは、相手の趣味の話題や好きな物の話を積極的に聞いてみましょう。相手の好きな芸能人やドラマ、漫画や趣味などをさりげなく聞いておいて「○○君好きだって言ってた△△見つけたんだけど、もう知ってた?」なんて話題を振れば、会話も弾みやすくなりますね。そして、相手の趣味が一緒にできるものなら、「今度一緒にやってみたい」って言ってみるのもいいかもしれません。例えばそれが映画だったら、一緒に映画館デートもいいでしょう。スキーやスノーボードだったら一緒にスキーに行くのもいいですね。そして、一緒に趣味を楽しむことができたら、あなたは特別な存在になっていくかもしれません。さらにいうなら、その中でも特に大事なのが相手の夢や目標としていることです。あまり親しくない時には話してくれないかもしれませんが、少し仲良くなってそれを聞くことができたら、その夢や目標を全力で応援してあげましょう。勇気づけられれば、その人に好感を持ちますから、距離がぐっと近くなりますよ。
4.笑顔で接する
いつもニコニコしている人と、あまり笑わない人、どちらが仲良くなりやすいでしょうか?
もちろん笑顔の人ですよね。いつもニコニコしている人は声をかけやすいですし、きれいに笑う人には惹かれる人も多いでしょう。好きな人と両思いになりたいときは、なるべくいつも笑顔で接するようにしましょう。はじけるような笑顔で笑う女性とは、一緒にいるだけで幸せな気分になるというもの。笑顔がステキな人とは一緒にいるだけで気持ちが明るくなり好感が持てます。笑顔になることで、実は顔の表情筋が刺激を受け、それが脳にフィードバックされるとポジティブな感情が生まれます。顔の筋肉は感情を司る脳の神経と密接な関係があるので笑顔を浮かべていると脳が楽しいと錯覚し、ポジティブな思考になりやすくなります。そして、人は自分以外の人の行動を見て自分も同じ行動をとるという性質があり、ミラーニューロンの働きにより笑顔は伝染していきます。ですから、いつも笑顔でいる人のそばにいると自分も笑顔になりポジティブで元気な気持ちになるので、心地よいのです。
笑顔美人になれば、印象も良くなりますので、笑顔に自信のない人は鏡の前でにっこり笑う練習をしてみましょう。はじめはぎこちなくても、鏡の前で自分の笑顔を確認して何度も練習すれば、大丈夫です。やがて、彼の前で自然な笑顔でいられるようになれれば、両思いになれるかもしれません。
5.聞き上手になる
聞き上手になることも、コミュニケーションにおいてはとても大事なことです。人間は話したい生き物、自分の話をうなずきながらニコニコと聞いてくれる女性がいてくれると、話が弾み、自分をちゃんと受け止めてくれる人だと、感じて好感を持ちます。聞き上手な女性と話していると、もっと話したいと思うのでどんどん近づけるでしょう。聞き上手のポイントは、会話の途中で時々目を合わせたり、適度なあいづちやうなずきを入れること。そして、効果的な質問をすることです。効果的な質問とは「はい」「いいえ」では答えられない、話が広がっていく質問のことです。「○○というのはどういうことですか?」とか「具体的にはどんなことですか?」とか、「他にはありますか?」などの質問は、考えないと答えられないので話が膨らんでいく質問になります。そして効果的な質問により、相手はもっと話をしたくなります。相手がその質問に答えて話してくれたら頷き、笑顔で承認しながら聞いてみてください。十分に話を聞いて貰えたと感じると満足し、その相手に好感を持ち始めます。
まとめ
誰かを好きなった時、両思いになりたいと願う一方で、自分が相手にどう思われるか不安になりますし、相手の気持ちがわからなくて困ってしまいますね。うっかり近づいて嫌われちゃたらどうしよう…なんて思うものですが、遠くから見ているだけでは思いが成就することはなく、コミュニケーションを深めて仲良くなっていくことが必要です。
まずは、物理的な距離を近づけて会話をし、お互いを知っていくところ からコミュニケーションは始まります。そしてコミュニケーションが、だんだん深まっていけば、お互いの価値観を知ることができ、それを認め合うことができたら、自然と近い関係になっていきます。
両思いになりたいときは、自分からアクションを起こしましょう。