原因論と目的論の違いについてお話しします。
原因論について
原因論とは、トラブルや起こった出来事の原因をみつけて、改善していくことです。
例えばパソコンが壊れたとしたら壊れた部分を探し出し、交換して元のように使えるようにします。
原因を早くみつけられれば、その分修正や対策ができます。
これを常人よりも的確に素早く見つけられる人は、「仕事のできる人」として評価されるでしょう。
しかし、これをもし人とのコミュニケーションで行ったらどうでしょうか?
「あなたのここが悪い」「こういうところは直しましょう」「こういうところがダメなんです」「これだからあなたは成長しません」
言っていることは正しいかもしれません。
しかし、これはコミュニケーションとは呼べないのです。
相手の悪いところを指摘し続ければ直るという前提で相手とかかわっていると、お互いの人間関係が崩れていきます。
相手は感情をもった人間です。
相手の立場に立って物事を伝えていかないとミスコミュニケーションが起こっていきます。
悪いところを指摘し続けられた人間は成長するでしょうか?
いいえ、かえって萎縮して行動できない人になります。
そして指示待ち人間になってしまい、本来のパフォーマンスをはっきせずに、一生あなたのために役にたとうとはおもわなくなるでしょう。
より、パフォーマンスをあげて仕事をしてほしいのなら、別の伝え方が必要になっていきます。
目的論について
目的論とは、人は目的のために行動するというアドラーの考えに基づきできた理論です。
目的をもっていると人はよりパワフルに進むことができます。
人生や仕事のビジョン、ゴールや目標、この仕事を終わらせたらおいしいビールを飲むぞ、みたいなものでもいいのですが、この未来的な考えをもっていると、人はそれに向かう意識が働くのでパフォーマンスが上がります。
原因論のように後ろ向きの思考をもっていると、常にブレーキを踏みながら進むような感覚で、摩擦が起こり、進みづらい状態です。
しかし、目的論はアクセルを踏むアプローチなので、前に進みやすいといえます。
目的論のコミュニケーションは増えてほしいところを指摘します。
「ここができてるね」「これやってくれて助かった」「気が利いてうれしい」など、相手のいいところを指摘していけば、相手はよりそのように言われるように行動していきます。
相手のいいところでアクセルを踏む。直線でスピードをあげる感覚と似ているかもしれません。
こういうことが日常的に行われている職場は、いざという時のパフォーマンスが爆発的で、チームワークもいいです。
あなたの職場はどちらのコミュニケーションが多いですか?
ぜひ目的論でまわりの人にかかわってあげてください。
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